格闘技徒然草

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★UFN59:オッズ/予想と展望

10日後の1.19(月曜日)に行われるUFN59のオッズ。

コナー・マクレガー 1.08
デニス・シヴァー 8.75

ドナルド・セラーニ 2.25
ベンソン・ヘンダーソン 1.69

ユライア・ホール 1.18
ルイス・テイラー 5.25

ノーマン・パーク 2.05
グレイソン・チバウ 1.80

キャサル・ペンドレッド 2.35
ショーン・スペンサー 1.65

ジョン・ハワード 2.30
ロレンツ・ラーキン 1.67

ジャン・リーペン 4.35
クリス・ウェイド 1.24

パトリック・フロハン 1.38
ショーン・ハウエル 3.25

ジョニー・ケース 1.50
フランキー・ペレス 2.70

チャールズ・ローザ 1.67
ショーン・ソリアーノ 2.30

マット・ヴァン・バーレン 2.45
ショーン・オコーネル 1.61

松田干城 2.25
ジョビー・サンチェス 1.69

メインはUFCで今もっとも注目を集めており、同時に今もっともプロテクトされている男・マクレガーのUFC5戦目。マクレガー人気を見込んで、他にもアイルランド人ファイターの試合が多く組まれている。
マクレガーは勝てばジョゼ・アルドのタイトルへの挑戦権が与えられるとも言われている。レスラー相手にどこまでできるかがまだ証明されていないが、今回の相手もストライカーのシヴァー。プロテクトされているということは、商品価値があるというのと同時に、UFCからも実力を信用されていないという見方もできる。
レスラーに比べれば相性がいいとはいえ、シヴァーも実力者。ここまでのオッズ差がつくのは意外。元キックボクサーのシヴァー相手に打ち勝てないようではアルドに挑戦しても勝ち目はない。タイトル挑戦待機列に横入りするなら、せめてKO勝利してほしいところ。
マクレガーKO勝ちと予想するがそんなに簡単な試合にはならないと思う。
今回はメインカード4試合だが、マクレガー vs. シヴァー以外は全部負傷欠場でカードが変わっている。アルバレスの他に、ユライア・ホール戦のコスタ・フィリッポゥ、ノーマン・パーク戦のホルヘ・マスヴィダルの両ランカーが欠場。セラーニの中2週間での連戦が話題となったが、もしセラーニが出場しなかったらと考えると、元のカードと比べてかなりさびしいラインナップになってしまうところだった。
セラーニ vs. ベンヘンは過去WECで2戦し、いずれもベンヘンが勝っている。初戦はフルラウンドの激戦で、セラーニが後半盛り返したものの、前半の貯金でベンヘンの判定勝ち。2戦目はベンヘンがギロチンで一本勝ち。お互い当時からはかなり経験を積み、実力を増しているので過去の2戦とは別物の試合になるか。ベンヘンは約3年ぶりにメインから外れての3Rマッチとなる。5Rのペース配分ではUFCでもトップレベルのベンヘンだが、5Rマッチに慣れ過ぎてエンジンがかかるのが遅れてしまわないかが心配。ベンヘン判定勝ちと予想。
前座の注目はTUFチャイナウィナーのリーペンの北米進出初戦。昨年8月のマカオ大会では、ローカルTUFで1回戦負けした相手に勝ったものの圧勝ではなかった。今回はUFC1勝0敗ながらD-3オールアメリカンでデビュー戦では完勝だったウェイドとあって大差のアンダードッグ。意地を見せてほしい。
第1試合には松田干城がフライ級に落としてUFC2戦目に挑む。緊急の代打出場となった初戦では、クリス・ビール相手に打撃で上回ったものの、自ら組みつきに行ってグラウンドで上を取られての判定負け。勝てる相手だっただけに悔しい。相手のサンチェスもUFC初戦は判定負けだが、バンタム級ランカーのウィルソン・ヘイス相手にダウンを奪っての判定負けのため、オッズはサンチェスがフェバリット。打撃は強かったがテイクダウンディフェンスには難があった。松田は今後のことを考えると、今回は組みでも上回らなければいけないところ。
第1試合開始は19日朝8時より。