格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC on FOX15:オッズ/予想と展望

LYOTO #2 2.20
ルーク・ロックホールド #4 1.71

ホナウド・ジャカレイ #1 1.08
クリス・カモージー 9.00

カブ・スワンソン #5 1.67
マックス・ホロウェイ #9 2.30

フェリス・ヘリッグ #8 2.15
ペイジ・ヴァンザント #10 1.74

ジム・ミラー #13 2.55
ベネイル・ダリューシュ 1.57

オヴァンス・サンプレー #8 2.10
パトリック・カミンズ #15 1.71

コーリー・アンダーソン 1.36
ジャン・ヴィラン3.20

水垣偉弥 #6 3.20
アルジャメイン・スターリン1.36

ジョージ・サリバン 2.30
ティム・ミーンズ 1.63

ディエゴ・ブランダオ 1.54
ジミー・ヘッテス 2.55

エディ・ゴードン 1.27
クリス・デンプシー 3.85

今回の欠場選手は

  • マニー・ガンブリャン→水垣
  • ヨエル・ロメロ→クリス・カモージー
  • ケニー・ロバートソン→ティム・ミーンズ
  • ニック・カトゥーン→引退
  • ヴィトー・ミランダ→欠場
  • ポール・フェルダー→ベネイル・ダリューシュ

メインは元ライトヘビー級王者LYOTOと元StrikeForceミドル級王者のロックホールドの対戦。UFCデビュー戦ではヴィトーにKO負けしたロックホールドだが、その後はランカー相手に3試合連続一本・KO勝利。ランキングも4位で、SF時代にはランキング1位ジャカレイにも勝っているため、ワイドマンへのタイトル挑戦に大きく近づいている。
LYOTOは昨年7月にタイトル挑戦。その後、12月にはC.B.ダラウェイを中段蹴りで秒殺KO。現在ランキング2位。前回挑戦したばかりということもあり、この試合に勝ってもすぐには再挑戦にはならないと思われるが、前回のように挑戦者の負傷欠場により機会が得られる可能性がある。
オッズは意外にも?ロックホールド優勢。ビスピン戦では打撃で突破口を開き、ダウンを奪ってから一本勝ちしたが、LYOTO相手に打ち勝てるか。カウンター待ちのLYOTOに対し、ワイドマンはテイクダウン+打撃で的を絞らせずに打撃を当てていき判定勝ちしたが、ロックホールドにはそこまでのテイクダウンはない。別の攻略法として、待ちのLYOTOに対し手数で判定勝ちを狙うというものもあるが。一方のLYOTOも、いつものカウンター待ちだけではこの先限界がある。自ら仕掛けていくのが見たいところ。
LYOTO判定勝ちと予想。
セミはランキング1位ジャカレイがレスリング銅メダリストのロメロと対戦する注目の一戦が組まれていたが、試合1週間前にロメロが欠場。UFCが見つけてきた代役は、2年前にジャカレイがUFCデビュー戦で一本勝ちしたカモージー。その試合から4連敗してリリースされたカモージーは、その後半年間でローカルイベントで2連続1R一本勝ち。前回はジャカレイのホームブラジルでの試合だった。ホーム&アウェイの再戦となるが、急な出場決定では対策を立てる暇もなかったはず。ジャカレイが危なげなく一本勝ちか。
注目は全米生中継されるメインカード第1試合に登場する女子ストロー級のペイジ・ヴァンザント。UFCデビュー戦では何度もテイクダウンを取られていたが、ガードワークで凌ぎ、上になると強烈なパウンドを落として3RにKO勝ち。まだ21歳ながらノンストップで攻撃し続けるアグレッシブファイターで、将来のエース候補。キャリアとランキングで上のヘリッグをオッズでは上回っている。タイトル挑戦を急がずじっくり育ててほしいところだが、全米地上波デビューでは期待に応えてほしいところ。
一方、ランキング6位の水垣は、プレリムのしかも第4試合という扱い。相手がノーランカーでUFC2勝0敗のスターリングなら仕方がない...と思いきや、オッズでもアンダードッグになっている。スターリングはライトヘビー級王者JJとレスリング時代にチームメイトで、D-3オールアメリカンレスラー。JJのように高い身体能力を活かして戦うタイプ。現在MMA10戦全勝。25歳で将来を嘱望されている選手の一人ではあるが、水垣はまだこのレベルの選手には負けたくない。
第1試合開始は19日朝5時半。メインカードは朝9時開始。速報します。