ライトヘビー級5分3R。
TUF19ライトヘビー級ウィナーのアンダーソン。まだMMA5戦・キャリア2年でファイターとしては未完成な25歳。12月のUFCデビュー戦では初参戦選手相手にバックボーンのレスリングを活かしたテイクダウンからの押さえ込みで判定勝ちしたが凡戦だった。
レスリング＋キックボクシングのヴィランテはUFC2勝2敗。レスリングでは高校時代にニューヨーク州王者になっている。
不作と言われたTUF19。ミドル級ウィナーのゴードンは連敗したが、アンダーソンはどうか。
軽快にパンチを打ち込むアンダーソン。ヴィランテはローを蹴っていく。一瞬タックルのフェイントを見せたアンダーソン。ヴィランテはパンチを貰って鼻が赤くなっている。パンチ・ミドル・タックルとラッシュを欠けるアンダーソンだがタックルは切られる。ヴィランテまたロー。けっこう効いてる。右ローと見せかけての右ハイがヒット。パンチを返すアンダーソンだがまたローを貰う。残り1分。パンチのアンダーソン、ローのヴィランテという展開が続く。ホーン。
手数には差はないが、ローがどれだけ評価されるか。ジャッジによってはあまり評価されないこともあるのでアンダーソンのラウンドと見る。Sherdogのジャッジは3者ともヴィランテ。
2Rもヴィランテはローを入れていく。パンチをヒットさせるのはアンダーソン。パンチとローで削り合い。ローが効いてるかもしれないがパンチを打ち続けるアンダーソン。両者自分の戦法を変えない。ヴィランテがロー3連打。アンダーソンはパンチから飛び膝。ほぼ打撃のみで2R終了。
また僅差のラウンド。
3R。蹴りを使い出したアンダーソン。手数は止まらない。ロー以外は効かせていないヴィランテだがスコアリングはどう見ているのか。3Rは手数が少ないが…。ヴィランテパンチを打ち始める。逆にローが減る。残り1分。ヴィランテのパンチがヒットしぐらついたアンダーソン！ケージによりかかったアンダーソンにパンチを打ち込むとレフェリーが止めた。
左が相打ちになったあとにヴィランテの右がアゴを撃ちぬいた。TUF19ウィナーが二人とも敗戦。
