格闘技徒然草

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★UFC187:第4試合・ユライア・ホール vs. ハファエル・ナタウ

ミドル級5分3R。
TUFでは史上最強・すぐにでもタイトルに挑戦できるとの触れ込みだったユラホーだが、まさかの連敗。そこから3連勝したが、格下相手に余裕を見せつつも実力を出し切れていない感じがしてもどかしい。
UFC7勝4敗1分のナタウは、中堅クラスでも微妙な内容で、ランカークラスの実力はない。
オープニングのナタウのローが金的になり早速タイムストップ。再開。落ち着いて間合いを詰めるユラホー。ジャンピングローリングソバット。ナタウも打撃勝負。からのタックルに入ったが切られた。ユラホー得意のバックスピンハイキックを放つが不発。しかし右ハイが連続でヒット。またソバット。ナタウのバックブローは空振り。タックルに入る。テイクダウンはできないがバックに回った。しかし正対するユラホー。ホーン。
1Rはユラホー。
2R。ジャブを入れていくユラホー。笑顔を見せるナタウ。パンチを振り回していく。ナタウレッグダイブでテイクダウン成功!ガードに戻したユラホー。TUFでは下からパンチでKOしていたユラホーだがガードワークはどうか。ナタウべったり抑えこんで肘とパウンド。亀から立ったユラホーだがバックを取られたまま。しかし正対して引き剥がした。ユラホー間合いを詰めるがサークリングして打ち合わないナタウ。ユラホータックルに入り投げる。瞬時に立ったナタウだがバックを取られている。後方に投げてテイクダウンしたユラホーだがホーン。
2Rはナタウか。
3R。軽快にフットワークを踏んでいくユラホー。スタミナの余裕を伺わせる。ユラホーのハイがヒットしたがナタウそのままタックル。しかし切られた。蹴っていくユラホー。ナタウもパンチを打ち込むが距離がありヒットしない。打ち合わない展開にブーイング。ナタウタックル。押しこんでシングル。レフェリーブレイク。またソバット。ハイキック。ナタウはパンチがヒット。ホーンと同時にブーイング。
判定29-28、28-29、29-28のスプリットでナタウ勝利!
納得出来ない観客からのブーイングも混じっているが、接戦だったことは間違いない。ユラホー、強いが大技のハイとかバックスピンハイキックくらいしか倒せる技がないので厳しい。