格闘技徒然草

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★UFC187:第3試合・マイク・パイル vs. コルビー・コビントン

ウェルター級5分3R。
ランキング10位台だったパイルだが、昨年後半にランク外へ。今年40歳。最近3戦ではマット・ブラウンに29秒、ジョーダン・メインに72秒でKO負けしており、今回も負けるようだと、負け方によっては進退を問われる。
相手のコビントンはATT所属のレスラー。大学時代にJJのルームメイトだったこともある。パイルより一回り年下の27歳で、MMA7戦全勝。打撃があまりうまくなく、前回は2R以降にテイクダウンを防がれて苦戦していた。
コビントンがパンチからタックル。ケージに押し込む。受け止めたパイル。コビントンの膝がローブローになりタイムストップ。再開。またすぐに押しこむコビントン。引き剥がしたパイルだが、コビントンすぐにパンチから押し込み。パイルはキムラから投げるが立つとバックに回られる。コビントンテイクダウン。ガードのパイルに肘・パウンドを落とす。パイルは下から三角を狙うが取れず。コビントン上のままホーン。
1Rはコビントン。
2R。コビントンまたダッシュパンチからのタックル。ギロチンを狙ったパイル。コビントン離れる。左右のフックをヒットさせるコビントン。パイルは膝を放つがスタンドでバックを取られる。パイルキムラを狙うが投げられそうになりついフェンス掴み。すぐ離してレフェリーは止めず。テイクダウンしたコビントン。パイル下から十字。抜かれた。三角。これも読んでるコビントン。密着してパウンド・肘を入れる。パイルはリカバリーできず。下でディフェンスしているだけで時間がすぎる。動きがないと見てハーブ・ディーンがブレイク。パイル出て行くが疲れが見える。コビントンは距離を取る。ホーン。
2Rもコビントン。パイル、テイクダウンを取られた後にリカバリーできず。
3R。パイル出て行って飛び膝。それをキャッチしたコビントンがタックル。ドライブしたパイルがギロチン!しかし早めに抜いたコビントンがバックにつくとスクランブルの攻防でパイルが下に。またガード。体を起こさずに殴っていくコビントン。パイルが十字を仕掛けると外してパスを狙う。ガードに戻すのが精一杯のパイル。ガードからキムラを狙うパイル。こらえたコビントンだがパイルスイープして初めて上に!しかし残り80秒。肩パンチを落とすとバックマウントからチョーク!パームトゥパーム!入ってるが、コビントンケージを蹴ってポジションを変え外した。パイル下になり万事休す。タイムアップ。
判定29-28、30-27×2でコビントン勝利。パイルは終盤見せ場は作ったが、立ちレスで完敗し、下からもほぼリカバリーできなかった。オールドタイプという感じで新星に飲まれてしまった。