格闘技徒然草

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★UFC191:第1試合・ジョアキム・シウバ vs. ナザレノ・マレガリエ

ライト級。
UFCデビュー戦同士。ともにTUFブラジル4ライト級に出場し準決勝で敗れているので3位決定戦的試合。
シウバはMMA7戦全勝で全試合1Rフィニッシュ。TUFではチーム・ショーグンでドラフト3位指名。トーナメントは優勝したフランカに敗れた。郷野がブラジルのアンドレ・ベンケイのもとでトレーニングしていた時の練習仲間で、郷野のブログにも「ネト」というニックネームでたびたび登場している。TUFまではウェルター級で戦っていた。ムエタイの打撃と柔術黒帯の寝技が武器。
アルゼンチンのナザレノはMMA30勝3敗。3敗はいずれもBellatorでの試合で、負けた相手にはフェザー級王者ストラウス、マルロン・サンドロも含まれている。BJJ黒帯で、13歳と14歳の時には柔道でアルゼンチン国内大会で優勝している。TUFではシウバと同じくチームショーグンでドラフト1位に指名されたが、トーナメントでは準優勝のブルーノに敗れた。本来はフェザー級の選手。
体格の差はそれほどないが、やはり本来階級下のマレガリエは腹回りが緩め。マレガリエの左がシウバにヒットする。シウバは前に出ていくが大きいパンチを狙い過ぎなのか手が出ない。お互いフェイントが多く踏み込めない。シウバ飛び膝からパンチのコンボ。マレガリエシングルレッグに。ケージを背に耐えるシウバ。ギロチンに抱えると膝を打ち込む。振りほどいて離れるマレガリエ。シウバパンチのラッシュ。また飛び膝。ガードされてる。ホーン。
手数はほぼ五分。印象的な攻めがあったのはシウバだがどちらに入ってもおかしくない。
2R。マレガリエまたシングルレッグ。倒した。すぐ立ったシウバだがすぐにまたテイクダウン。シウバ尻餅をつくが寝かされずにリカバリー。打撃を打ち込んでいく。膝。相変わらずフェイントが多く実際の手数が少ないが、シウバが押してる。マレガリエはプレッシャーに押されて出られない。じわじわ出るシウバ。肘。下がるマレガリエ。ホーン。
2Rはシウバ。
3R。前のラウンドを落としたマレガリエが攻めを増やしてきた。シウバが出てくるがそこにマレガリエのパンチがヒットする。1Rが微妙なことを考えたら倒しに行かなければいけないところだがその気配はない。蹴りをキャッチしてテイクダウンしたがすぐ立たれてまた打撃戦に。ホーン。
3Rはマレガリエ。しかし微妙なラウンドが多く判定がどちらになるか不明。
29-28マレガリエ、30-27×2シウバ。スプリットでシウバ勝利。
これまで短時間決着が多かったシウバだが、特にアグレッシブというわけではなく、相手のレベルが低かっただけか。