フライ級。
ランキング1位のベナビデスは、前回の挑戦では一方的にKO負けしていることもあり、再挑戦にはよっぽどインパクトのある勝利が求められる。しかしここ2戦は判定での勝利。タイトル戦は3連敗中だが、タイトルマッチ以外では12連勝中。
バガウティノフは昨年6月にDJのタイトルに挑戦。判定負けした後、ドラッグテストで陽性反応となり、今回が1年間の出場停止明け。重いパンチが武器のストライカー。
飛び込んでパンチを入れるベナビデス。出てきたところにカウンターを狙うバガ。両者距離を詰められず、見合いが続く。パンチからタックルに入ったベナビデスだが、バガはアッパーで引き剥がす。アッパーで目尻をカットしたベナビデス。バガやや手数が少ない。ホーン。
手数も有効打も互角だが、先に手を出しているベナビデスのラウンドか。
2R。1R同様、ベナビデスがパンチで飛び込み、バガがそれにカウンターを狙っていく展開。ベナビデス、左ハイを連続で放つ。左のパンチもヒット。バガ手が出ない。ベナビデスが打撃を入れる展開が続く。
バガタックルに。亀になったベナビデスのバックを取った。立ったベナビデスを裏投げで投げるが、またスタンドに。ホーン。
2Rもベナビデス。
3R。今更ながらバガウティノフ出てきた。しかし絶対的な手数が不足している。先に手を出すのはベナビデス。ベナビデスがパンチで出たところにカウンターのタックル。テイクダウン成功。しかし背中を向けてすぐに立つと正対。引き剥がした。最後10秒で両者距離を詰めての打ち合い。タイムアップ。
30-27×2、29-28の3-0でベナビデス勝利。
