格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★MIXルールでの日菜太 vs. 宮田他、3試合が発表

▽12月29日

▼MIXルール 70.0kg契約 
日菜太(クロスポイント吉祥寺/初代REBELS70kg級王者)
vs
宮田和幸(BRAVE)

カルロス・トヨタ(ブラジル)
vs
キリル・シデルニコフ(ロシア)

▽12月31日

▼81.0kg契約
長谷川賢(フリー)
vs
ブレナン・ワード(アメリカ)

日菜太が念願のRIZIN参戦。しかしMIXルール…。試合時間も3分2Rだけ。「MMAでもキックでもない斬新なルール」がこの試合のことだとしたら残念。1Rのキックルールを技の掛け逃げでやりすごすというルールの不備は改善されたのか?まあ、わかっていても実行できるメンタルを持っているのは青木くらいだが。日菜太はキック43戦で28勝しているが、そのうちKO勝利は11試合。1RでのKOは3試合のみ。しかも、今回宮田は1Rだけ凌げば圧倒的有利なMMAルールで戦えるとあって、無理に撃ち合う必要はない。MMAのトレーニングをほぼやっていない日菜太を宮田が3分できっちり仕留めることが出来るかという試合。
トヨタと対戦するシデルニコフは昨年のコンバットサンボ世界選手権の100kg超級覇者で、MMA7勝4敗。5年ぶりのMMAとなるが、ヒョードルが推薦しての出場となる。これはなんかREALっぽいカード。
ブレナン・ワードはBellatorに出場している選手。2013年にミドル級トーナメントで優勝し、昨年アレクサンダー・シュレメンコの持つミドル級タイトルに挑戦したが一本負け。タムダン・マックローリーに21秒KO負けして連敗すると、今年からは階級をウェルターに落として3連勝中。ウェルター級タイトル挑戦を視野に入れている選手なのだが、わざわざキャッチウェイトで本来ミドル級の長谷川と対戦。桜庭 vs. 青木のように本来実現しない夢の対決のためのキャッチウェイトならわかるが、無名選手同士をわざわざキャッチウェイトで当てなくても。勝っても意味がないが、負けたらキャリアに傷がつくという意味ではハイリスクローリターン。
残りのカードはヒョードル vs. TBA把瑠都 vs. TBAの他に1〜2試合とのこと。