ミドル級。
まだMMA無敗のTUF Nationsウィナーのテオドロウ。TUFウィナーだがここまで前座レベルの相手とばかりで3連勝中。
ムエタイ・カポエイラがバックボーンのサントスはここまで3勝2敗だが、3勝すべてが1RKO勝利。前回はテオドロウと同じTUF Nationsのキャストであるスティーブ・ボッセを左ハイで29秒殺KOしている。負けた相手はTUFブラジル1ウィナーのシーザー・フェレイラとTUF17準優勝のユライア・ホール。
打撃戦。プレッシャーをかけるのはサントスだがテオドロウは手数を出していく。変則的な蹴りを見せるテオドロウ。ケージに詰められると、ケージを蹴ってのスーパーマンパンチを狙う。サントスもマットに手をついてのカポエイラキックを見せる。お互い蹴り合い。サントススピンキック。サントスがプレッシャーを強めてきて下がり気味のテオドロウ。残り30秒で組み付いて押し込むテオドロウだがパンチを入れて離れる。ホーン。
1Rは手数でサントス。
2R。蹴り合いからケージに詰めたサントスが肘。しかし組み付いたテオドロウがバックに回ってテイクダウン成功。ケージ立ちするサントス。なおもシングルレッグで倒そうとするテオドロウだが、サントスの肘連打をもらう。それでもしつこくテイクダウン狙い。膠着ブレイク。サントス出る。逃げ気味のタックルに入ったテオドロウだが受け止められた。サントスボディに膝。またケージ膠着に。肘を入れるサントス。離れた。今度はサントスがテイクダウンを狙う。テオドロウ、強引にギロチンに抱えようとするが倒されてしまう。亀に。サントス膝を入れるがテオドロウそこからシングルレッグ。バックに回って倒したがホーン。
2Rはサントス。
3R。テオドロウすぐに押し込み。またケージ膠着。ブレイク。テオドロウまたタックルに行くが膝で引き剥がしたサントス。テオドロウはシングルレッグで押し込み。ブラウン肘を入れるサントス。ここでテオドロウの額が大きくカットしていてドクターチェック。かなり深そうだがドクターはチラ見しただけで続行（ケージから）。テオドロウシングルレッグに入ったがサントス首相撲にとらえての膝。引き剥がしてパンチ連打。テオドロウはひたすらシングルレッグ。しかし押し込むだけ。残り30秒。タックルに行くが切られて膝をもらう展開が続くテオドロウ。タイムアップ。
29-28、29-27×2の3-0でサントス勝利。
TUFウィナーのテオドロウが初黒星。後半タックルしかしなかったが、消耗していたし全く倒せる気配がなかった。
