格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★TUF22フィナーレ:オッズ/予想と展望

フランク・エドガー 1.77
チャド・メンデス 2.10

アルチョーム・ロボフ 1.61
ライアン・ホール 2.35

エジソン・バルボーサ 2.55
トニー・ファーガソン 1.57

ジョー・ローゾン 2.70
エヴァン・ダナム 1.50

川尻達也 1.40
ジェイソン・ナイト 3.10

ジュリアン・エロサ 1.71
マルチン・ロゼク 2.10

ガブリエル・ゴンザガ 1.95
コンスタンティン・エローヒン 1.87

ライアン・ラフレア 2.95
マイク・ピアース 1.43

ジョビー・サンチェス 1.91
ジアン・ヘレラ 1.91

クリス・グレッツェマーカー 1.54
アブネル・ヨエラス 2.55

メインはエドガー vs. メンデスのフェザー級王者以外最強決定戦。
昨年のスワンソン戦で、テイクダウンからのパウンド連打で削っていき、残り4秒で一本を奪うという見事な勝利を見せたエドガーだが、王座挑戦権はマクレガーに奪われた。今や正規王者アルドに対してもオッズで優勢のマクレガーだが、マクレガーを倒す可能性が一番高いのはエドガーだと思う。高速のステップからのテイクダウンと打撃で翻弄し、テイクダウンするとパウンドで削り続ける。
同じくレスリングをベースとしているメンデスだが、手数のエドガーに対し、KOできる重い一発を持っている。最近6勝中、インフルエンザだったニック・レンツ戦を除いて5KO。スタイル的にはエドガーと近いグイダも圧倒した上で3RKO勝ちしている。
この勝者が翌日のUFC194で行われるアルド vs. マクレガーの勝者に挑戦するのが一番すっきりするが、はたして実現するか。ダイレクトリマッチや、マクレガーのライト級転向で空振りに終わる可能性もあるが...。
予想はエドガーのKO勝ち。
チームヨーロッパ=マクレガーコーチとチームUSA=フェイバーコーチで争われたTUF22。今回はライト級一階級のみのトーナメントで、決勝はともにチームヨーロッパのサウル・ロジャースとアルチョーム・ロボフが勝ち上がったが、ロジャースがビザの問題で欠場となり、トーナメント準々決勝でロジャースと対戦し2-0判定負けしたチームUSAのライアン・ホールがTUFウィナーの座をかけて戦うことになった。
ライアン・ホールは2009年のADCCバルセロナ大会で3位になったグラップラーで、TUFでは予選・1回戦でともに開始早々足関を狙い内回しヒールでタップを奪ったことで話題となった。グラップリングに特化したスタイルでどこまで通用するか。対するロボフはマクレガーの同門のSBG所属。翌日のUFC194を観戦する多くのアイルランド人がこの日も訪れて声援を送るのでは。
UFCデビュー戦の相手に変更となった川尻。UFC4戦目で初めてファイトパスではなくFOX SPORTSで中継される。明らかに格下の相手だけに、圧勝してインパクトを残したい。
明日は珍しく遅めで、朝10時開始。速報します。