格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN84:ボーナス発表/総評

メインは非常にスリリングで面白かった。やっぱりアンデウソンは金が取れる選手。ただし、全盛期の力がないのも露呈してしまった。パンチを貰う場面も多かった。ノーガードの挑発からウィービングでパンチをかわすパフォーマンスも、今となってはかなりリスキー。アンデウソン自身は勝ったと主張しているが、ビスピン勝利の判定は別におかしくない。4Rはビスピンの攻撃をかわしてはいたが、手を出していたのはビスピン。攻撃の時間が短すぎた。セコンドも4Rの時点で負けてるかもしれないからフィニッシュを狙えと指示しなかったのだろうか。余力があるように見えただけに不可解だった。
相手がビスピンだったのが実力的にちょうど良かった。お互いのいい所が出せていた。アンデウソンはもうタイトル再挑戦は厳しいだろうし、実力がちょうど合うくらいの人気選手と戦っていけばいいだろう。
K太郎は今年最大のアンダードッグだったが、予想以上に健闘していた。テイクダウンは取れるとは思っていなかったが、わりと簡単に取れていた。一方、得意の寝技の方では、ブリーズの足関狙いから上を取り返されるムーブでポジションを逆転されてしまった。勝てるチャンスがある相手に勝ちきれなかったのは痛いしもったいない。