4月17日 RIZIN.1名古屋日本ガイシホール大会
▼110kg契約 RIZIN MMAルール
藤田和之（日本）
vs.
イリー・プロハースカ（チェコ）
藤田の相手は昨年のRIZINヘビー級トーナメント一回戦で石井を下し、準決勝ではチーム・ヒョードルのネムコフに勝ったプロハースカ。
45歳の藤田は石井に2年以上前にいいところなく敗れて以来の試合だが、その前は4年のブランク。直近で勝った相手のピーター・グラハムやエルダリ・クルタニーゼはMMAデビュー戦だった。まともなMMAファイター相手に勝ったのは、約10年前のジェームス・トンプソン戦までさかのぼる。
RIZIN的には名前はあるがとっくに全盛期を過ぎている藤田をトーナメント準優勝のプロハースカがKOして知名度を上げるというのが理想か。RIZINはネムコフ・プロハースカ・オークストリスら将来性のある選手を看板にしていきたい。
しかしこの試合がメインとは...。藤田の名前で客が呼べるならIGFは地上波ゴールデンでやってるはず。TV放送に関するアナウンスはなかったようだが、RIZIN当日にはフジのかかえているボクサーの試合予定もなくボクシングとの抱き合わせもできないし、全国ゴールデン中継はなさそう。
元谷は前回に引き続きシュートボクセの選手と対戦。ナシメントは敗れた3試合がすべてローカルイベントのタイトルマッチで、まだ王座獲得はできていない。3年も前の話ではあるが、元UFCファイターのウィル・カンプザーノに敗れている。前回敗れたエフレイン同様、UFCをリリースされた選手に敗れているわけだから、UFCに上がるだけでなく活躍することを目標としている元谷にとっては、勝ちが義務付けられる相手。
