格闘技徒然草

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★UFN85:第7試合・ベック・ローリングス vs. ハム・ソヒ

女子ストロー級
ローリングスは試合会場のあるブリスベン出身。ソヒ戦は去年のオーストラリア大会で組まれていたが、ソヒが負傷欠場したため、代役のリサ・エリスと対戦して判定勝ち。UFC3戦目で初勝利をあげた。
一方のソヒも、昨年11月に地元の韓国大会で判定勝ちしてUFC初勝利。しかし本来はアトム級の選手で、UFCではどうしても体格差に苦しめられる。
金髪にしているソヒ。ワンツーを入れた。ローリングスが前に出てパンチがヒット。両者打ち合い上等。ローリングスが右を入れる。しかしソヒ下がらない。踏み込んできたローリングスに左を打ち込む。踏み込んで一発打ち込むローリングスに対し、常にコンビネーションでパンチを返していくソヒ。前蹴りにパンチを合わされスリップダウンしたソヒだがすぐ立つ。ソヒどんどん出てパンチを打ち込むが、ローリングスのカウンターをもらう。それでも出て行くソヒ。最後に組みついてバックに回ったソヒだが時間がないのでテイクダウンは狙わず。ホーン。
1Rは手数でソヒ、効果的な打撃ではローリングスで、接戦。
2R。ローリングスが前に出てパンチを打っていくが、ソヒも打ち返す。気が強い。ソヒの左ミドルがヒット。ソヒの前蹴りを掴んでテイクダウンしたローリングス。ソヒはハイガード。三角を狙ったが抜かれて亀になるとローリングスは一気にバックマウントを狙う。ハーフバックの体勢。反転したが今度はローリングスが腕十字を狙っていく。外してパスを狙ったソヒだがローリングスに立たれる。投げを狙ったが倒せず離れたソヒ。また左ミドル。ホーン。
このラウンドも微妙だがテイクダウンから攻めた場面のあったローリングスのラウンドか。
3R。手数が衰えないソヒ。左ミドルを打ち込んでいく。一方ローリングスはバテ気味。タックルを切ったソヒが一気に腕十字を狙うが強引すぎて上を取られた。しかし三角クラッチ。耐えて背中に膝を入れるローリングス。クラッチが外れた。ローリングス上からパウンドを入れたがソヒは蹴り離して立った。ソヒも辛いはずだが前に出てパンチ・膝を打ち込む。ローリングス組みついて押し込むとシングルレッグ。時間を使いたくないソヒだが押し込まれたままの体勢が続く。入れ替えたいが両脇を差されている。ブレイクがかかっても良い展開。ボディに膝を入れて入れ替えたソヒだがすぐ戻される。残り30秒。膝の打ち合い。ローリングス離れて打ち合い。ソヒの方が手数を出している。ホーン。
3Rはソヒ。1R次第。
30-27×2、29-28の3-0でローリングス勝利。二者は3Rもローリングスか。メディアスコアでは30-27はほとんどいないし、むしろ29-28ソヒというジャッジもいたが。ただ負けにされてもおかしくはない内容なので仕方がない。
http://mmadecisions.com/decision/6889/Bec-Rawlings-vs-Seo-Hee-Ham