TUF24は世界中のプロモーションからフライ級のタイトルホルダーを集めてトーナメントを行い、優勝者がDJのタイトルに挑戦するというコンセプト。 MMAJunkieは「世界中のプロモーション」の例として、TitanやRFAと並びONEやRoadFC、そして修斗の名前が。 - http://mmajunkie.com/2016/05/tuf-24-gets-other-flyweight-champs-with-coaches-benavidez-cejudo-winner-fights-champ-johnson
TUFといえば合宿所での共同生活がメインであり、TUFのトライアウトでも通常は英語が喋れることが条件となっている。UFCからの発表ではないのでわからないが、今回は非英語圏の選手にも出場のチャンスがある？
ということで主要プロモーションのフライ級王者一覧をまとめてみた。なお、Bellatorはフライ級は設置されていない。
●WSOF - マゴメド・ビブラトフ
27歳のロシア人ファイターで戦績11戦全勝。昨年11月の王座決定戦で勝利しタイトルを獲得したが、今年3月には地元ロシアのWFCAでフライ級トーナメントに出場し、準決勝を勝ち上がっている（決勝は後日行われる予定）。
本人もUFC参戦を希望しており、アメリカ以外での試合には独占契約はないようだが、WSOFとの契約は2試合残っているため、TUF参戦はないか。
●TitanFC - ティム・エリオット
UFCを2勝4敗でリリース。負けた相手はダドソン、ベナビデス、バガウティノフ、マコウスキー。昨年Titanと契約し王座決定戦で勝利。元谷をノックアウトした（体重オーバーでノーコンテスト）フェリペ・エフラインの挑戦も退け、今年3月に元UFCのペドロ・ノブレに勝って2度目の王座防衛。しかし元UFCで未知強じゃないのがマイナス点か。
●LegavcyFC - ダマッシオ・ペイジ
元WEC・UFCファイター。WEC時代にバンタム級でDJと対戦し敗れている。UFCではバンタム級で3連敗しリリースされている。2014年に王座獲得。昨年、RFAとの対抗戦でパントーヤと対戦し敗退。今年3月にシュネル相手に防衛戦を行う予定だったが負傷欠場。
- マット・シュネル（暫定王者）
ATT所属の26歳でMMA10勝2敗。
今年3月に暫定王座決定戦に勝利しタイトル獲得。
●RFA - アレッシャンドレ・パントーヤ
ブラジル・ノヴァ・ウニオン所属の26歳でMMA16勝2敗。2014年にマット・マンザレスを破りタイトル獲得。昨年5月、Legacyとの対抗戦で元UFCダマッシオ・ペイジに勝利したが、それ以降試合していない。
●KOTC - ルーベン・デュラン
MMA11勝5敗の32歳で、元UFCファイター。2011年のUFCデビュー戦では水垣と対戦しスプリット判定負け。トータル1勝3敗でリリースされた。
●Jungle Fight - ブルーノ・メネゼス
MMA16勝5敗の30歳。昨年12月にパウロ・オリヴェイラ相手に防衛戦が予定されていたが、体重オーバーのため試合中止に。
●ONE - カイラット・アクメトフ
カザフスタン出身の28歳。MMA23戦全勝。11月のONEデビュー戦でいきなり王者アドリアーノ・モライシュを破り王座獲得。
●RoadFC - ソン・ミンジョン
フライ級転向初戦でジョ・ナムジンと王座決定戦で対戦し敗れたが、春日井健士との暫定王座決定戦では勝利。昨年11月にジョ・ナムジンと王座統一戦を行い判定勝ち。
●修斗 - 扇久保博正
4.23舞浜大会で菅原を破り王座獲得。UFC出場については以前からアピールしており、英語の壁さえなければ日本人ファイターとしては出場候補筆頭。
●PANCRASE
清水が王座返上し現在空位。7.24ディファで王座決定戦・神酒 vs. 安永が行われる。
●DEEP
元谷が王座返上し現在空位。6/26後楽園で王座決定戦・和田 vs. 柴田が行われる。
