ライト級。
UFC3勝2敗のカーロス・ディエゴ・フェレイラと対戦予定だったトゥルジーロだが、フェレイラがUSADAのアンチドーピングチェックにひっかかり欠場。昨年11月にはグレイソン・チバウと対戦し、1R一本負けしたものの、チバウが試合後ドラッグテスト陽性となったため、なぜか反則勝ちに裁定が変更されている。レスリングバックボーンで、身長は低い分、筋肉量はライト級屈指。
代役としてUFCデビュー戦に臨むリナルディは、TUF15に参加するが予選敗退。その後、ローカルでブライアン・オルテガやジェイムス・ムーンタスリなど、のちのUFCファイターに敗れているが、5連勝してチャンスをつかんだ。約10日前での緊急出場となるが、もともと6月初めに試合が予定されていたので準備はできていた模様。
パンチで間合いを詰めたトゥルジーロ。タックルに。リナルディはなんと引き込み。ガードに。インサイドからパウンドを落としていたトゥルジーロだが、諦めて立つ。ブレイク。リナルディ飛び込んでパンチを一発ヒットさせる。トゥルジーロもパンチを打ち込んで手数を出していくが、リナルディも打ち返す。打撃戦。ホーン。
手数にはそれほど差がないが、上になっていた時間もあったのでトゥルジーロのラウンド。
2R。トゥルジーロタックルでテイクダウン。リナルディ腕十字へ。持ち上げて抜こうとするトゥルジーロ。外した。スタンドへ。リナルディタックル。バックに回った。テイクダウン。トゥルジーロ亀になりハーフバック。パウンドを打ち込みながらチョークを狙うリナルディ。バックマウントに。腕を掴んでチョークを防いでいるトゥルジーロだがディフェンスだけで精一杯。時間がない。リナルディ腕十字に切り替えたが外れた。
2Rはリナルディ。
3R。トゥルジーロがパンチで出る。リナルディのタックルをがぶってバックを狙ったが防がれて離れた。今度はリナルディがシングルレッグに。ケージ際で耐えたトゥルジーロだがバックに回られる。背中に乗ろうとするリナルディだが引き剥がして離れたトゥルジーロ。両者疲れが見えるが手を出していく。トゥルジーロのパンチが入りリナルディ後退。トゥルジーロ、雑なパンチだが連打。リナルディスタミナ切れか手が出ない。トゥルジーロのタックル。簡単に下になったリナルディ。シザースイープを狙ったが凌がれる。トゥルジーロ立ってスクートに。ブレイク。しかし時間がなくすぐタイムアップ。
三者29-28でトゥルジーロ勝利。しかし苦戦した。
