格闘技徒然草

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★UFN95:第1試合・グライコ・フランサ vs. グレゴール・ギレスピー

ライト級。
ホアキム・シウバの代役として出場するTUFブラジル4ウィナーのフランサ。TUF後の初戦でいきなりUFC4連勝中のジェームス・ヴィックと当てられて判定負け。25歳。
UFCデビューとなるギレスピーは育成イベントRFAの王者で、ここまで6戦全勝。レスリングではD-1で王者にもなっているエリートで、オリンピックを目指す道もあったが、同階級に2012年ロンドン五輪金メダリストのジョーダン・バロウズがいたために断念してMMAの道に。MMA戦績は7戦全勝で、前回判定勝ちするまではすべてフィニッシュしての勝利。
フランサが一回り大きい。ギレスピーがライト級にしては小さいのか。
パンチを入れたフランサ。もらったギレスピー。シングルレッグに入ったが切られる。今度はダブルレッグ。フェイントもなく正面から仕掛けてまた切られる。ギレスピーの右がヒット。そしてまたタックル。ケージに押し込むがフランサはブラウン肘で耐える。しかし尻クラッチして倒した。すぐにケージを使って立つフランサ。しつこくテイクダウンを狙うギレスピーだがブラウン肘をもらい続ける。スタンドでバックに回り倒そうとするギレスピー。そのまま後ろに倒れ込んで仰向けでバックマウント。反転して立ったフランサ。ジャブを入れるギレスピー。フランサもらいまくってる。右もヒット。ギレスピーレッグダイブでテイクダウン成功。ホーン。
1Rギレスピー。最初は打撃が見えてないかと思ったが、後半になってからはいいパンチが当たるようになった。
2R。ジャブを入れていくギレスピー。しかしフランサの右がヒットしぐらつく。さらに飛び膝!しかし受け止めたギレスピーがタックルに。テイクダウン。反転して抜けて立つフランサ。また右がヒット。ギレスピータックルに。テイクダウン。サイドで固める。肘。フランサ立てず。塩漬けの展開にブラジルの客がブーイング。ホーン。
2Rもギレスピー。いい打撃をもらっているがタックルで凌いでいる。
3R。すぐタックルで押し込むギレスピー。ケージで耐えてブラウン肘を入れるフランサ。ギレスピーしつこく仕掛けてテイクダウン。パスしてマウント。フランサからしがみつき。ギレスピーは体を起こさずに固めてパンチを入れる。フランサハーフにしてリバースしようとしたがギレスピー上をキープ。またマウント。残り30秒でようやく体を起こし肘を落とす。亀になったフランサからバックマウント。パウンド。タイムアップ。
29-27×3でギレスピー勝利。1Rがフランサで3Rがギレスピーの10-8か。
ギレスピーが強いのか、フランサがあまり強くなくてギレスピーもたいしたことないのか判断不能な内容。ギレスピーはライト級にしては小さいし、テイクダウンもけっこう堪えられていたので、できれば階級を下げた方がいいかもしれない。