フライ級。フォルミーガ3位、オーティス12位。
堀口と同率3位のフォルミーガがこの位置での試合。ランキングこそ3位だが、1位ベナビデスと2位セフード、さらにバンタムに転向したダドソンにも敗れていてUFC4勝3敗。前回セフードに敗れたことで王座挑戦からは後退しているが、その前には7月にDJの王座に挑戦予定だったウィルソン・ヘイスを破っている。
フォルミーガテイクダウン。パスしてサイド。動いて立とうとしたオーティスだがフォルミーガが上をキープ。ハーフからまたパス。オーティスパワーで返して上に。ガードを取るフォルミーガ。密着したまま殴りつつパスを狙うオーティス。しかし黒帯柔術家のフォルミーガのガードは割れず。フォルミーガも下からの攻めは潰されている。残りわずかでスイープ狙いから相手を浮かせて立ったフォルミーガ。ホーン。
1R両者とも細かい打撃ばかりでクリーンヒットが少ない。上になっている時間の長さならわずかにオーティスだが。
2R。首投げを狙ったオーティスだがスッポ抜けて下に。フォルミーガがハーフからパス狙い。パスしてマウント。亀になったオーティスからバックマウントに。チョーク狙い。オーティス防いでいるが時間が過ぎる。ホーン。
2Rフォルミーガ。
3R。打撃で攻めるオーティス。フォルミーガスタンドで組みつくとバックに回る。両足を絡めてバックマウント。ひたすらチョーク狙い。オーティスも抜け出せない。時間が過ぎる。残りわずかでチョークを仕掛けたフォルミーガだが、オーティス回転して外して上になる。インサイドからパウンドを打ち込む。タイムアップ。
30-27、29-27、29-28の3-0でフォルミーガ勝利。
観客は地元のフォルミーガが優勢だったのでブーイングこそ出なかったものの、ポジションキープばかりでフィニッシュの予感がない展開に沸くこともなかった。
