格闘技徒然草

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★UFC205:第5試合・ハビブ・ヌルマゴメドフ vs. マイケル・ジョンソン

ライト級。ランキング2位ヌルマゴ、6位ジョンソン。
4月から1位をキープしてきたヌルマゴだが、ファーガソンがRDAに勝ったことでランキング1位になったため2位転落。4月にはファーガソンと対戦予定だったがファーガソンの病欠により初参戦選手との対戦に。勝利したが、過去2年でその1試合しかしていない。
MJはネイトとの試合が組まれたが、ボクシングと寝技で上回るネイトは相性悪すぎで完敗。しかし今年9月のポイエー戦ではライト級4連勝と波に乗るダスティン・ポイエーを1RでKO。わずか2ヶ月でトップランカーとの試合のチャンスを得た。
MJステップを踏む。パンチを打ち込むヌルにMJパンチを入れていく。ヌルなかなか入っていけない。距離を詰めるとパンチを入れていくMJ。手が出ないヌル。ワンツーをもらった。タックル!受け止めたMJ。しかしヌルは押し込む。あっさりテイクダウン。サイド。押さえ込んでヒジ。ハーフに戻したMJだが殴られる。MJ防戦一方。なんとかガードに戻したがまたハーフに。ヌル強いパウンド!残り1分。マウント!バックに回りパウンド。MJ何もできない。残り30秒。立とうとするところを殴るヌル。ホーン。
スタンドではMJだったがヌルがテイクダウンすると一方的。かなり削られたMJ。
2R。また積極的に手を出していくMJ。ヌルはじわじわ出る。右アッパー。四つに組むと押し込む。しかしMJ離れた。ヌルのタックル。切った。首相撲からダブルレッグ。MJ切ったががぶりからギロチンで引き込む。これはミステイク。首を抜かれて上のポジションを許す。かんたんにパスしてクルスフィックスからパウンドを入れるヌル。サイドからパウンド。ハーフバックにして殴る。また一方的に殴られるMJ。なんとか動いているから止められないが苦しい。ホーンまで殴られ続けた。
10-8あってもおかしくないラウンド。
3R。まだステップは踏めているMJ。ヌルパンチで攻める。MJ打ち返すがそこにタックル。テイクダウン。小憎らしいほど完璧な戦術。足を畳んでまたぎ殴る。強烈な鉄槌。完全なマウントに。サイドに出てクルスフィックス。ケージを蹴って返そうとしたMJだが上をキープするヌル。キムラに捕らえた。完全に極まりレフェリー止めた!
1Rのスタンドの展開ではMJかと思ったが、テイクダウンして上を取ってからの安定感が異常。しっかり押さえ込みながら強烈なパウンドを入れられるのが強み。この試合を見る限り、スタンドでのワンチャン以外に攻略するルートが見えない。