- ファイト・オブ・ザ・ナイト：レスリー・スミス vs. アイリーン・アルダナ
- パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト：ミッシェレ・ウォーターソン、ポール・クレイグ
メインは予想外の一方的な内容に。これがそのまま実力差だとは思えないが、ヴァンザントが上に行くには今のままだと厳しい。若くして実力以上に注目されたための悩みがあるか。
勝ったウォーターソンも体格的に女王ヨアンナの牙城を崩す期待までは持てない。
セミではノースカットが等身大の実力を晒したが、勝ったガルは相変わらず知名度優先路線をアピール。ハーディよりも、次は同じくらいのキャリアで本当に期待されている選手同士での試合を組んでほしい。
廣田は組ませず打撃勝負すると思っていたので、最初のダウンの時点でかなりまずいと思っていたが、実際はテイクダウンしてからグラウンドで攻め、ミラーの仕掛けにも対応。ミラーのストロングポイントを潰し、本当の意味での完勝。試合後に夜叉坊との決着戦をアピール。廣田にとっては前回の対戦は試合中の負傷で実力を出し切れなかったのが悔しかったのだと思うが、日本大会の予定がない現在では、日本人同士の対決は需要がなさそう。
水垣の試合はストップが早めだったが、最近5試合で3度目のダウンで、ダメージの蓄積が疑われる内容。ランキングに比べてファイトマネーが高いこともあり、リリースの可能性が高いか。最後はRIZINでレジェンドとして若手選手の壁役になるのが見たい。本人のモチベーションと体調次第だが。
