格闘技徒然草

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★WSOF34:結果。4大王座戦は全王者が防衛成功も、ジョン・フィッチは引退を示唆。岡見はスプリット判定勝ち。

現地時間の大晦日にニューヨーク・MSG内のザ・シアターで行われたWSOF34はバンタム・ライト・ウェルター・ミドルの4大タイトルマッチが行われた。
王座戦はいずれも王者がタイトル防衛。しかし、ジェイク・シールズを判定で破ったウェルター級王者のジョン・フィッチは、試合後のインタビューで、首に負傷を抱えており、ドクターや家族と相談する必要があるがこれが最後の試合になるかもしれないとコメントしている。
メインカードは全米地上波局のNBCで放送され、岡見勇信 vs. ポール・ブラッドリーもこの枠に入っていたが、実際には進行が早まった際に組まれるスウィングバウトだった模様で、フィッチ vs. シールズが判定になったことで地上波枠では組まれなかった。試合はメイン終了後に行われ、WSOF公式サイト上でストリーミング中継された。
岡見はパンチやミドルなどで序盤を優勢に進めていたものの、1R終盤にパンチをもらいフラッシュダウン。追い打ちのパウンド連打を凌いだものの1Rを落とした。2Rは四つから膝を入れ合う展開が多く互角の攻防。3Rに入り、再びミドルやパンチの手数で攻勢となったが倒すことは出来ずにタイムアップ。試合は判定に委ねられたが、29-28×2、28-29のスプリットで岡見がWSOFでは2年9ヶ月ぶりとなる2勝目。2016年を3戦全勝で終えた。
また、UFCで好成績を残していたにも関わらずリリースされた(試合がつまらなすぎるせいというもっぱらの噂)ジャレッド・ロショルトがWSOFデビュー戦を行ったものの、ブラジルのカイオ・アレンカウにまさかの77秒KO負けを喫している。