格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN104:オッズ/予想と展望

デニス・バミューデス 1.57
ジョン・チャンソン 2.55

アレクサ・グラッソ 1.34
フェリス・ヘリッグ 3.45

エイブル・トゥルジー1.95
ジェイムス・ヴィック 1.87

オヴァンス・サンプレー 1.36
ヴォルカン・オズデミア 3.40

アンソニー・ハミルトン 1.59
マルセル・フォーチュナ 2.50

ジェシカ・アンドラ1.23
アンジェラ・ヒル 4.50

アダム・ミルステッド 2.70
カーティス・ブレイズ 1.43

チャス・スケリー 1.38
クリス・グレッツェマーカー 2.80

ヒカルド・ハモス 2.70
田中路教 1.43

ティーシャ・トーレス 1.36
ベック・ハイアット 3.00

アレックス・モロノ 1.80
ニコ・プライス 1.87

ダニエル・ジョリー 2.30
ハリル・ラウントリー 1.59

メインは兵役でのブランク明けとなる激闘型ファイター“コリアンゾンビ”ジョン・チャンソンの復帰戦。前回の試合はジョゼ・アルドとのタイトルマッチで、2013年8月。その試合で肩を負傷し約1年の欠場後、組まれた復帰戦も肩の負傷で欠場。直後に兵役が課せられ、2年間の欠場が決まった。前回の試合からは3年半のブランクということになる。
復帰戦の相手はランキング9位のバミューデス。ラマスと体重オーバーのスティーブンスに連敗したが、川尻・ホニー・ジェイソンに勝って連勝中。D-1レスラーで川尻戦ではテイクダウン合戦で競り勝ち、序盤は接戦だったが後半差をつけての判定勝ち。しかし川尻に勝った後もノーランカーのジェイソンとで、ファイトスタイルが地味と見られているのか、あまりチャンスが与えられていない。今回もまたランキングから外れたチャンソンとの試合だが、ブランクがあり王座挑戦経験もあるチャンソンはバミューデスにとってはチャンスともいえる。
UFC/WECではゴリゴリのレスラーとの対戦経験はまだないチャンソン。オッズではバミューデスがフェイバリットだが、必ずしもブランクの影響だけではないだろう。チャンソンがUFCでテイクダウンを許したのはジョゼ・アルド戦のみで、倒されても立ちあがっていたが、やはり打ち合いではなくテイクダウンに来るバミューデスは相性は良くない。バミューデス判定勝ちと予想するが、やはり何よりもチャンソンがどれだけ動けるかによって結果は変わってくるだろう。
プレリムでは田中路教が登場。前回アウェイでのヤヒーラ戦で敗れて2勝2敗。UFCからは屈辱的な評価を受けた(らしい)田中は負ければリリースの可能性がある。
相手はダナ・ホワイトLookin' For a Fightで発掘されたヒカルド・ハモス。番組でプッシュされた選手ということで、田中は咬ませ犬としての役割かもしれない。が、これまでこのLFAFで発掘された選手はイマイチ活躍ができていない。今月デビューしたデヴィン・パウエルも終始打撃に逃げ腰でいいところなし。それもあってかオッズでは田中がフェイバリット。
ハモスはMMA9勝1敗で、LegacyFCの王座決定戦では2分足らずで一本負けし、唯一の黒星を喫しているが、9勝のうち8勝がフィニッシュしてのもの。パウエルに比べたら信頼できる戦績だが、ローカルの王座戦で敗れているので、UFCで五分の成績を残している(2敗も僅差の判定負け)田中が実績では上。ここは力の差を見せて勝ってほしい。
第1試合開始は5日朝9時から。速報します。