格闘技徒然草

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★TUF25フィナーレ:第9試合・マーク・ディアキーシー vs. ドラッカー・クロース

ライト級。
イギリスのディアキーシーはMMA無敗でUFCデビューからも3連勝の24歳。若くて無敗という経歴通りの怖いもの知らず。ムエタイ・ボクシング・カポエイラのキャリアがあり、身体能力の高いストライカー。
クロースも無敗(7勝1分け)。とはいえUFCでは1戦のみで、同じデビュー戦の相手に判定勝ち。役回りとしてはディアキーシーの咬ませ犬だろう。前回も相手がダナ・ホワイトLookin' for a Fightで発掘されたのデヴィン・パウエルで、クロースは咬ませ犬の役割だったが勝利。今回も逆襲の勝利なるか。が、オッズではクロース優勢。
パンチを打ち込むディアキーシーだがクロースがタックル。ケージ際でテイクダウンしたがディアキーシーケージで立つ。押し込んだクロースが足の甲を踏みつけ。ボディに膝を入れるがディアキーシーが投げてテイクダウン。立ったがディアキーシーバックを取り投げる。またすぐ立つクロース。バックから首を抱えて倒したディアキーシーが腕十字を狙ったが下に落ちた。クロース立つとシングルレッグ。倒せないがまた足踏み。ディアキーシー引き剥がした。バックスピンキック。クロースふくらはぎにロー。足を痛めたように倒れたディアキーシー。クロースハーフからパウンド連打。ハーフからディアキーシー足関スイープ。下になったクロースも足関を狙ったが下になりガードを取る。ホーン。
1Rクロースか?ディアキーシーちょっと歩き方がおかしい。開始前もステップして足を気にしている。
2R。クロースのローをジャンプでかわしてハイを入れるディアキーシー。クロース組んで押し込んだ。嫌がらせの蹴りを入れていく。ディアキーシー引き剥がした。スピンキックを放ったディアキーシーだがクロースがキャッチ。ディアキーシー下から足関。引き抜いたクロース。立ったディアキーシー。しかし足を痛めた影響なのか、スタンドで勢いがないディアキーシー。飛び込んでヒジ。クロースが飛び蹴りを放つとクロース組んで押しこむがローブローに。ディアキーシー前に出るがクロースのローを貰う。組んだディアキーシーだがクロースが入れ替えて押し込むと足踏み。離れたディアキーシー。パンチを放つがクロース組んでまた押し込む。ディアキーシー引き剥がして飛び膝。ボディから前蹴りを入れたディアキーシーだがその後のスピンキックでスリップダウン。クロースはスクートで攻めない。ディアキーシー立ったがまた右ローで倒れた。ホーン。
微妙だがやはりローはダメージによるダウンと見て2Rもクロース。
3R。痛めた左足を引いてサウスポーに構えるディアキーシー。二段蹴り。左のパンチを入れる。クロースが組みついてくるが引き剥がした。今度はボディブローを放つ。クロースが組みついてくるとニンジャチョーク狙い。クロース離れた。攻めていくディアキーシーだがやはり棒立ち気味。パンチを打ち込んだがクロースタックル。倒されたディアキーシーだがすぐフックスイープで返して上に。スタンドでバックに。離してハイを入れたディアキーシー。残り90秒。パンチを入れるディアキーシー。スピンキックを放つがスピードがない。クロースは挑発。ディアキーシースピンキック。が、下がってケージを背にする。シングルレッグで片足を取られたディアキーシーがギロチンを狙ったが入らず。タイムアップ。
3Rはディアキーシーか。1Rは微妙。
29-28、28-29、29-28の2-1でクロース勝利。
無敗のディアキーシー、ローのダメージの影響もあってかMMA初黒星。