- ファイト・オブ・ザ・ナイト:ジャスティン・ゲイジー vs. マイケル・ジョンソン
- パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ジャスティン・ゲイジー、ティーシャ・トーレス
メインにつきる。これまで他団体ビッグネームで、UFC参戦初戦から他団体在籍当時と同様の活躍が出来た選手というと、レスナーをKOしたアリスターくらいしかいなかった。あとは負けたり、勝っても苦戦した上での判定勝ちだったりなど。
ゲイジーはWSOF時代に底は見せていなかったが、Bellatorよりワンランク落ちるWSOFからの参戦ということで、過度の期待はしていなかった。ランキング5位とはいえ、ヌルマゴには完敗して王者クラスからはワンランク落ちると見られているマイケル・ジョンソン相手でも厳しいと思った。実際先にパンチを効かされたのはゲイジーだった。特に2Rにもらったパンチでは完全に足に来ている状態。しかしそこから驚異のリカバリーで逆転勝利。最後はブレイク中に膝に手を置いてスタミナが厳しい状態から飛び膝でKO。
ジョンソンはゲイジーのハイペースの打撃戦に付き合いすぎたか。付き合った上でKO寸前まで追い込めていたので、あながち間違いでもなかったが。
次はいきなりファーガソンという話もあるゲイジー。ライト級は先行き不透明だが、上位の誰とやっても面白くなりそう。
夜叉坊は落ち目のメイナードに完敗。これまでの相手は打撃系で噛み合うスタイルだったが、苦手とするグラップラー相手にまったくいいところなし。打たれ弱くなっているメイナードが相手なので一発入ればわからなかったが、逆に一発を入れることにこだわりすぎたかもしれない。タックルにカウンターを合わせるよりもしっかり切っていった方が良かった。テイクダウンされた後のリカバリーに自信があったのかもしれないが、次第に削られて2R以降はそれもさせてもらえなかった。
これで連敗。まだチャンスは与えられると思うが、次はラストチャンスになる。次の試合までに弱点を修正できるかどうか。