格闘技徒然草

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★UFC213:第8試合・アンソニー・ペティス vs. ジム・ミラー

ライト級。
ペティスはフェザー級6位。ライト級王座陥落から3連敗しフェザーに転向したものの、ホロウェイとの暫定王座決定戦で体重オーバーの末にKO負け。今回からライトに戻す。
ベテランミラーはランカークラスとの対戦では勝てなくなってきていたが、五味・ローゾン、アウベスらのランキング未満選手相手に3連勝。前回またランカーのポイエーと対戦。ローで健闘したが判定負け。ペティスもこのクラスの相手には負けられない。
ミラーの左がヒット。さらにロー。ペティスも飛び込んで右を入れるとプレッシャーを掛ける。飛び膝。右ハイ。右ミドル。ミラーのローで足が流れるペティス。ペティス飛び膝からパンチのラッシュ。ケージを背にしてパンチをもらったミラーだがなんとか凌いだ。しかしペティスの右がまたヒット。押されてケージ際まで下がるミラー。パンチを打ち返すが、かわされて打ち終わりにペティスのパンチをもらう。ペティスバックブロー。また間合いを詰めるペティス。ミラー左フック。かすめた。ホーン。
1Rペティス。1Rは完全にペティスペース。
2R。ミラーが出てきた。左を打ち込む。パンチ連打で出たがペティスがステップして距離を取る。右ハイを入れたペティスだがそれをキャッチしてテイクダウンしたミラー。下になったペティスはガードから三角。が、ミラー顔面から大量の出血がありすべって決まらず。ペティスまたハイガード。パウンドを落とそうとするミラー。ペティス立とうとして亀になったところでバックマウントを取られる。一転ピンチに。尻を上げて立とうとしたペティス。ミラー前に落ちてしまい下に。ペティス上からパウンド。ハーフ。パスしてサイド。残り1分。アメリカーナ狙いを察知して外したミラー。亀になったミラー。バックマウントに乗ろうとしたが足のフックが入らず立たれる。が、バックを取って投げたペティス。ホーン。
2Rペティス。
3R。ハイ、ミドルで蹴るペティス。ミラーまたロー。ペティスはまた右ハイ。さらに右ハイ。前蹴り。ミラーが出て行く。ジャブを入れるペティス。前蹴り。ミラータックル。受け止めて逆に押し込むペティス。口が開いているミラー。残り1分。ペティス押し込んで時間を使う。床に手を付けてカポエイラキックを見せたペティス。ミラーはお返しに今成ロールを見せたが不発。ミラーもカポエイラキック。ペティス飛び膝で返す。タイムアップ。
三者フルマークでペティス勝利。
危なげなかったが、最高潮時のペティスならミラーをフィニッシュしていただろうと考えると、完全復活と言うには物足りなさが残った。