格闘技徒然草

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★UFC213:第9試合・ダニエル・オミランチェク vs. カーティス・ブレイズ

ヘビー級。オミラン15位、ブレイズはランク外。しかしオッズはブレイズがフェイバリット。
ミランチェクはヘビー級下位にありがちなグダグダファイター。2連敗の後3連勝したが、再び2連敗中。極真やキックなど打撃系がバックボーン。戦績では一本勝ちが多いが、ウクライナローカルで低レベルの相手に8連続一本勝ちしたものが含まれており参考にならない。
レスラーのブレイズは初戦はガヌーにTKO負けしたが、その後は2連続TKO勝ち。前回は豪快なスープレックスで投げる場面も。が、試合後にマリファナが検出されてノーコンテストになっている。
入場時のチェックで爪が伸びていると指摘され、セコンドから爪を切られてからオクタゴンに入るブレイズ。
ミラン出ていく。ブレイズタックル。押し込んだ。膝を入れたがローブローになり?ブレイク。頭を振って出ていくブレイズ。タックル。押し込み。脇を差してテイクダウンを狙うがケージでこらえているオミラン。離れてパンチを入れたブレイズ。また間合いを詰めるとタックルに入るがオミランはケージで耐える。離れた。ブレイズまたタックル。オミランがケージ際にいるのですぐケージに寄りかかる。そうなると全く倒す気配なし。離れたところでオミランの左を顔面にもらう。ホーン。
1R微妙。押し込んでいたのはブレイズだが、どこまで評価されるか。
2R。ブレイズジャブを打ち込むがすぐまたタックルに。そして押し込み。倒せず自ら離れた。オミランが大振りのパンチを振り回す。ブレイズのジャブ、右ストレートが単発だがヒットする。オミランのローにタックルを合わせようとしたがすかされた。パンチで出たブレイズだがタックルに移行するとオミランのテンカオを顔面にもらう。そのまま押し込んだブレイズだがケージで倒せず離れた。またタックル。毎回全く倒せる気配がなくすぐブーイングが出る。ただ押し込むだけを繰り返すブレイズ。ホーン。
押し込みはどちらが優勢と判断されるか微妙だが、打撃の手数ではブレイズ。
3R。2Rちょっと見過ぎだったオミランが打撃を出してきた。ブレイズまたタックル。今度はシングルレッグに切り替えてテイクダウンを狙ったが倒せず。離れ際にパンチを入れた。オミランの左がヒット。ブレイズパンチで出るが距離が詰まると組もうとしてしまう。ブレイズのジャブ、ワンツーがヒット。効いた素振りは見せないオミラン。ブレイズ右アッパー。入っているのに打たれ強いオミラン。オミランローシングル。切られた。ブレイズがぶってヒジを打ち込む。残り1分。スクランブルから立った両者。オミラン出ないが勝っているという計算なのか疲れなのか。あびせ蹴りを見せたオミラン。タイムアップ。
判定30-27でブレイズ勝利。
ブレイズは計15回のテイクダウンを仕掛けたが一度も倒せず。オミランも見すぎ。テイクダウンを防いでいるだけでは勝てない。