格闘技徒然草

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★UFC on FOX25:第10試合・ジミー・リベラ vs. トーマス・アルメイダ

バンタム級。リベラ4位、アルメイダ9位。
リベラは隣のニュージャージー生まれでニューヨーク・マンハッタンを拠点とする地元ファイター。MMA19連勝、UFCでも現在4連勝中。パンチとレスリング仕込みのテイクダウンが武器。前回、ユライア・フェイバーを破ったことで一気にランキングが上昇した。
シュートボクセ所属のストライカー・アルメイダもかつては21連勝・UFC4連勝と驚異の連勝記録を持っていたが、昨年コーディ・ガーブラントに1RKOで敗れて初黒星。超アグレッシブの一方、攻めがやや雑。負けたガーブラント戦以外の5試合すべてでボーナスを獲得している。
この試合もタイガー・シュルマンMMA vs. ブラジリアンストライカー。
背が低い分、筋肉の盛り上がりがすごいリベラ。アルメイダは距離を取りローで牽制。リベラ出てきた。パンチを打ち込む。右が相打ちになり、リベラぐらつくがアルメイダフラッシュ気味にダウン!ホールディングして立つとクリンチで凌ぐ。ブレイク。まだちょっとダメージがありそうなアルメイダ。リベラワンツー。少し回復してきたのかアルメイダが出て行く。また出た所にリベラのパンチが入りまたダウン!押さえ込もうとしたリベラだがアルメイダすぐ立った。アルメイダ出ていく。手を出していくがホーン。
1Rは10-9か10-8かで割れそうだがリベラが取った。パンチのコンビネーションではリベラが上。
パンチで出たリベラがタックルに入るがアルメイダの膝がボディに入る。そのままタックルに来たリベラだが切られた。パンチが交錯するが、やはりボクシングではリベラ。右ストレートがヒット!アルメイダもワンツー。間合いを詰めてパンチが交錯するがアルメイダのパンチでリベラがバランスを崩す。アルメイダがプレッシャーをかけていく。リベラの逆ワンツー。アルメイダ左ハイ。浅い。しかしワンツーがヒット。リベラパンチで出るが距離を取られ空振り。ホーン。
2Rはアルメイダ。打たれながらの乱戦は得意。距離を修正したのと、リベラがパンチしかないのが徐々に影響してきているか。
3R。リベラシングルレッグから押し込んでダブルレッグに。持ち上げてテイクダウン。ガードを取るアルメイダ。ケージまで移動したアルメイダが立つ。立ち際に膝。アルメイダ引き剥がした。また打撃戦。アルメイダアッパー。左ミドル。ロー。バックキック。リベラ距離を詰めてパンチを打ち込む。アルメイダがプレッシャーをかけるとリベラ後退。出たアルメイダだが組んで押し込んだリベラ。ケージで耐えて引き剥がしたアルメイダ。ミドルから右をヒット。テンカオ。リベラのタックルは切った。残り1分。ここまでややリベラ。アルメイダ飛び膝。リベラカウンターのタックル。倒したがアルメイダスイッチで立って離れた。アルメイダパンチから膝。リベラも打ち返している。タイムアップ。
3R次第だが微妙。両者手を上げて勝利アピール。3Rヒット数はほぼ五分なのでテイクダウンから上になっていた分、リベラか?
判定29-28、30-26、29-27の3-0でリベラ勝利。
コンパクトなパンチのコンビネーションで1Rにダウンを奪い、2Rにやや押されたが3Rにはテイクダウンで流れを変えた。前座のタイガー・シュルマン勢に比べるとテイクダウンがあるのが強み。
アルメイダも1Rに2度もダウンしながらよく巻き返したが、あと少し及ばなかった。