格闘技徒然草

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★UFN117:日本大会に五味隆典が参戦し、“マエストロ”キム・ドンヒョンと対戦


“スタンガン”ことキム・ドンヒョンと同姓同名のドンヒョンは一昨年の韓国大会で1階級上のウェルターUFCデビューしたが何もできず完敗。2戦目はライト級で、マルコ・ポーロレジェスと対戦。この試合も完敗だったが、壮絶な打撃戦でファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞したことが評価され、3度目のチャンスが与えられる。昨年12月の3戦目ではブレンダン・オライリーを一転手堅くテイクダウンからの判定で下してUFC初勝利を上げた。6月のニュージーランド大会でチバウト・グーチと対戦予定だったが、試合当日にグーチが体調不良となり、中止となっている。
エストロはDEEPやグラジエイター、VTJなどで来日して試合経験がある。しかしDEEPやVTJでは勝ち星なし。UFCも地元開催だから契約できただけで、その前には弘中に完敗している。正直UFCレベルにはないと思っていたが、マルコ・ポーロ戦では内容では完敗だったもののクレイジーな攻めでインパクトは残し、底辺レベルではあるが判定で勝利も挙げている。
今の五味はグラップラーのジョン・タックにも打撃で押されるレベル。日本大会だからといって急にコンディションが良くなるということも期待できない。4連敗・4連続1R負けで5戦目が組まれるのは異例中の異例だが、過去のレジェンドへの敬意か。むしろ公開処刑になりそうな気がするが。