格闘技徒然草

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★UFC215:第1試合・ケイジャン・ジョンソン vs. アドリアーノ・マルチンス

ライト級。
2年前のUFC日本大会での小谷戦以来の復帰戦となるジョンソン。過去3戦の相手はバン・テヒョン、ジャン・リーペン、小谷となぜかアジア勢ばかりだが2勝1敗。今回はデビュー戦で敗れたテヒョン戦以来の地元カナダでの試合となる。その後2戦はアウェイのアジアでの試合で2連勝中。グラップラー寄りでテイクダウンからの攻めが多いが、同じグラップラーの小谷相手には打撃でリードして判定勝ち。
DREAMファイターのマルチンスはUFC5勝2敗。柔術家だが打撃が鋭くKO勝利もある。負けた相手はドナルド・セラーニとレオナルド・サントス。DREAMでは中村K太郎に判定負け。
スタンドで間合いを詰めるマルチンス。気圧されてケージ際をサークリングするジョンソン。ローの蹴り合い。マルチンスも間合いを詰めるだけで手を出さず、打撃が当たらない距離のまま2分経過。牽制程度の打撃が交錯するだけ。さすがにブーイングが出る。マルチンスとしたら間合いを詰めてもすぐサークリングで逃げられるため攻められないのか。それにしてもコンタクトが少ないまま残り1分。ローやサイドキックを入れていくジョンソン。マルチンス飛び込んでパンチを打ち込んだ。ジョンソンの飛び膝にカウンターとなり、バランスを崩したジョンソン。タックルでしのごうとした所にギロチン。しかしホーン。
1Rは最後の攻防でマルチンス。
2R。1R同様ジョンソンがサークリングをするが、マルチンスはすぐ中央まで戻って出てこいとアピール。セコンドの指示か?しかし結局ジョンソンが出てこないので、1R同様のケージ際をサイドステップで逃げ続けるジョンソンを追いかけていく展開に。時々出てパンチを入れたりローやサイドキックでヒット数を稼ぐジョンソン。マルチンスはプレッシャーをかけているが手が出ていない。飛び込んでパンチを打ち込んでももかわされる。2Rもあっという間に残り1分。ジャンピングミドルを入れたマルチンス。ホーン。
2Rは手数でジョンソンになってしまうのか。マルチンスも工夫がないが。
3Rもすぐケージ際でサークリングを始めるジョンソン。マルチンス飛び込んだがカウンターの前蹴りから右フックが入って前のめりにダウン!うつぶせになり動けないマルチンスにジョンソンパウンド!KO!
マルチンス、逃げ続けるジョンソンに対し集中力が切れていたか。右フックは耳の後ろあたりにヒットしたのか?それほどクリーンヒットではなく、つかんで引き倒しただけにも見えた。
正直あれだけひたすらサークリングで逃げ続けるのはプロとしてどうかと思うが。