格闘技徒然草

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★UFN116:第6試合・カマル・ウスマン vs. セルジオ・モラエス

ウェルター級。
TUFウィナーウスマンはランキング13位。ローカルでの試合とTUF決勝まではすべて一本勝ちだったが、その後4試合連続判定勝ち。オールアメリカンレスラーでの塩漬けが多かったが、前回はパンチでも攻められるところを見せた。
対するは柔術世界王者で、クロン・グレイシーの黒帯デビュー戦で一本勝ちを奪ったことでも知られる35歳のモラエス。TUFブラジル決勝で判定負けした後は6勝1分けと負けなし。寝技は強くニール・マグニーからも一本を奪っているが、打撃はあまり上手くない。ここ3戦は判定で内容もあまり良くなかったが、ようやくランカーとの対戦のチャンスが回ってきた。
距離を詰めたウスマン。右をヒットさせダウンを奪う。しかし寝技には付き合わず立たせる。下がるモラエスだがパンチを打ち返している。大振り。オーバーハンドの右を放ったモラエス。ケージに詰めたウスマン。右を打ち込むとモラエスもんどりうってダウン!KO!
UFC入り後、初のKO勝ち。相手が寝技が強く打撃でレベル差があるモラエスとはいえ、タックルを封印してもパンチに自信があることが見て取れた。