格闘技徒然草

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★UFN118:第7試合・マーチン・ヘルド vs. ナスラット・ハクパラスト

ライト級。
北欧の足関マスターヘルド。Bellator王座戦線で活躍後にUFCと契約したがまさかの3連敗。しかも前戦はUFC0勝1敗のハゾヴィッチにKOされている。このままリリースかと思われたが、地元で異例の4度目のチャンスを得た。とはいえまだ25歳。伸びしろはある。
ティーム・パッカランの代役としてUFCデビューするハクパラストはさらに若い22歳の現役大学生。ドイツローカルイベントでキャリアを重ね、デビュー戦一本負けの後は8連続KO勝ち。組みでの得意技はレッグロックと自称するが、さすがにヘルドには足関勝負は挑めないだろう。
会場の大マーチンコールをバックにパンチを打ち込んでいくヘルド。ハクパラストも打ち合う。ヘルドの右がヒット。飛び込んでパンチを入れたヘルド。タックルに入る。ケージでこらえるハクパラスト。しつこく仕掛けてついに尻餅をつかせた。そのまま寝かせる。ハクパラストのクローズドガード。インサイドからパウンドを入れる。肘。ホーン。
1Rヘルド。
2R。パンチで攻めるヘルドだがハクパラストのパンチをもらいダウン!追い討ちに来たところに三角を狙うがハクパラスト立った。スタンドに。ヘルドタックルに入るが切られてパンチをもらう。バックスピンキックからタックル。また切られた。打撃で攻め込むハクパラスト。押し込まれると引き込んだヘルドだがハクパラスト離れて立たせる。動きが鈍っているヘルド。タックル。切られると逆に払腰で投げられた。しかしヘルド足に絡みついて膝十字!ヒールに移行。ハクパラスト足を抜いて立とうとしたが追いかけて立たせず上になったヘルド。しかしだいぶ消耗しているように見えるヘルド。ガードに戻された。残り1分。密着したままパウンドを入れるヘルド。蹴り離されたが立たせずまた押さえ込む。上をキープするヘルド。肘を入れた。ホーン。
序盤の1ダウンと、その後のヘルドのトップキープをどちらが優勢と見るか。上になっていても攻撃が少なかったが、ヘルドか。
3R。ヘルドタックル。執念のテイクダウン。ヘルド足関に。しかし抜かれかけてる。外してまたトップキープ。また足関。強引で凌がれたが立たせずに上になる。ヘルド今度はパス。サイド。マウントを狙うが股下から抜けようとするハクパラスト。ヘルドは腕十字へ。しかし抜かれて立たれた。組まれたヘルドは自ら引き込み。下から仕掛けたがハクパラスト立って離れた。残り1分。疲れているヘルド。パンチを打ち込むハクパラストにタックル。切られた。ハクパラストボディに膝。打撃で攻め込むハクパラストにタックル。また切られた。タイムアップ。
3Rはヘルド?
30-27×3でヘルド勝利。フルマークでの勝利だが内容は際どかった。