ウェルター級5分5R。ローラー2位、アンジョス4位で勝者が次期挑戦者にもっとも近づく試合。
ローラーはこれが41戦目だが、意外にもアメリカ国外での試合はこれが初めてとなる。もっとも、カナダなら時差もないし、アメリカ国内でもハワイなど環境が違うところでの試合は経験がある。
対するアンジョスはメキシコ、シンガポール、前回もカナダとアメリカ以外での試合が多い。生まれ故郷のブラジルから出てアメリカ・シンガポールを拠点にトレーニングしているので、違う環境での試合にはプレッシャーもなさそう。
1R。両者間合いより少し遠い位置で牽制。RDA一気に距離を詰めて打ち合い。RDA飛び込んで左。RDA左ロー。ローラーがプレスしてきた。ケージ際まで詰められたRDAだがサークリングして回避。また左ロー。カットできずにもらっているローラー。ローラー間合いを詰めてパンチを入れた。押し込むがRDAは首相撲。膝・肘。離れた。またプレスするローラー。RDAの右をもらったがかまわず詰める。また押し込み。RDAまた首相撲。タックルに切り替えたがこらえたローラーがボディに膝。入れ替えて押し込むローラー。ボディに膝を入れて離れた。残りわずか。RDAのパンチをかわす。ホーン。
やや手数でRDAのラウンド。
2R。ローラー間合いを詰めた。ケージに詰まったRDAにパンチを打ち込む。RDAミドルを入れるがまたケージまで下がる。ロー。RDAの左がヒット。ボディ・顔面と打ち込んだRDA。ボディが効いてる。RDAラッシュ！ローラー手は出ないがガードしている。防ぎきったローラー。入れ替えてボディに膝。その膝をキャッチされ倒されたが押さえ込まれる前に立った。またプレスするローラー。ローを打つがキャッチされテイクダウンを狙われる。ラッシュでちょっと疲れたRDAに対しローラー間合いを詰めて殴る。ケージを背にしたRDAにラッシュ。クリンチで凌ぐRDA。離れてまたローラーラッシュ。RDAは首相撲。ローラーが膝を入れるとテイクダウンを狙っていく。ホーン。
2RもRDAか。
3R。また出て行くローラー。RDAは肘やローを打ち込み、詰められるとクリンチする。しかしローラーボディの連打。離れたところでタックルに入ったRDA。尻餅。ケージで立とうとするローラー。RDAは体重をかけて立たせない。しかし立ったローラー。押し込んでボディ。入れ替えたRDAだがローラーは膝やボディを打ち込みまた入れ替える。ローラー押し込んでのパンチはあまり威力がないが離れて殴った。しかし後方にバランスを崩し倒れたローラー。RDA上になりハーフ。残り40秒。ハーフから肘を入れて削るRDA。ローラー立てない。残りわずかでギロチンを狙ったRDAだがホーン。
3RもRDA。判定では厳しくなったローラー。
4R。間合いを詰めるローラー。組まれない位置でパンチを出していくがRDAが出て首相撲。肘を入れて離れたRDA。また組むと今度はRDAが押し込んでボディに膝。肘。離れた。RDAまた押し込みパンチを入れていく。ローラー打ち返して出るがケージに背中を付けた。ボディを打ち込むRDA。ケージに張り付けにしてラッシュ。ローラーはローが効いてるのかパンチを出した時に体が流れる。RDA飛び膝！ホーン。
4RもRDA。ローもかなり効いてる。
5R。足が全く動かなくなったローラー。負傷した模様。ケージを背にしてパンチを出すがヒットせず。RDAタックル。倒されたローラーだが下からホールディング。ブレイクがかかる。RDAまた間合いを詰めてタックル。これはこらえたがまた首相撲から膝。肘。ローラー動きがなくなってきた。距離ができるとパンチを出すが手打ち。RDAのタックルは切ったローラーだがまた組んで肘を入れていくRDA。ローラーパンチを振り回すがヒットせず。残り1分。RDA飛び膝。押し込んで肘。バック肘。残り10秒で離れたが、ローラーは追いかけられない。タイムアップ。
判定三者ともフルマークでRDA勝利。
