フェザー級からライト級に転向する廣田瑞人が強敵ロス・ピアソンと対戦することになった。舞台は日本時間2018年2月11日（日）にオーストラリア・パースで開催されるUFC 221だ。
TUF9ウィナーのベテラン・ピアソンだが現在4連敗中。緊急出場でウェルター級で戦った試合もあるためリリースされていないが、さすがに5連敗ならリリースだろう。前戦は今年6月のニュージーランド大会で、廣田同様にフェザー級から上げてきた直後のダン・フッカーと対戦しKO負けしている。
廣田もそのニュージーランド大会に出場したが、粕谷を破ったヴォルカノフスキーにダウンを奪われ判定負け。その後、9月の日本大会に出場予定だったが、前日計量で4ポンドオーバーした上に、当日体調不良のためドクターストップがかかって試合が消滅している。こうした経緯がある上に、先月ストラッサー起一が突然リリースされるなど、UFCは日本人ファイターの評価が厳し目なことを考えると、RTUJウィナーの廣田とはいえ、負ければ安泰とは言えない。
なお、時差の少ないオーストラリアは日本人ファイターにとってはホームとは言えないまでも北米よりは戦いやすい場所ではあるが、イギリス生まれのピアソンはUFCのオクタゴンガールをしていたオーストラリア人モデルと結婚し、現在はオーストラリアに住んでいるので、廣田はアウェイでの戦いとなる。
