格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN131:オッズ/予想と展望

ジミー・リベラ 1.87
マルロン・モラエス 1.95
グレゴール・ギレスピー 1.22
ヴィンチ・ピチェル 4.65
ウォルト・ハリス 1.33
ダニエル・スピッツ 3.50
ジェイク・エレンバーガー 1.59
ベン・サンダース 2.50
フリオ・アルセ 1.61
ダニエル・ティーマー 2.45
ジャン・ヴィラン2.20
サム・アルヴィー 1.71
シジャラー・ユーバンクス 1.63
ローレン・マーフィー 2.40
ニック・レンツ 3.35
デイヴィッド・ティーマー 1.36
ベラル・ムハマド 1.26
チャンス・レンカンター 4.20
デスモンド・グリーン 1.39
グレイソン・チバウ 3.15
ジェシカ・アギュラー 1.71
ジョディ・エスキベル 2.20
ジョニー・エドゥアウド 3.40
ナザニエル・ウッド 1.36
ジャレッド・ブルックス 2.70
ホセ・トーレス 1.50

メインはランキング4位のリベラと5位のモラエスの対戦。

リベラはMMA2戦目に判定負けしてから20連勝中。UFCでも5連勝。打撃とレスリングの強さが武器で、テイクダウンディフェンスは100%を誇り、打撃ではトーマス・アルメイダからダウンを奪っている。昨年は1月の試合が相手の負傷欠場、12月にはドミニク・クルーズとの試合が組まれていて、勝てば王座挑戦の可能性が高かったが、クルーズが欠場。代役のジョン・リネカーも欠場で、結局1年で1試合しかできておらず、11ヶ月ぶりの試合となる。

WSOFではバンタム級絶対王者として君臨していたモラエスは、強烈な打撃でWSOFでは3連続KO防衛も果たしていたが、UFC初戦はランキング3位のアスンサオ相手にスプリット判定負け。他団体王者がUFC初戦で勝てないパターンにハマってしまった。2戦目はジョン・ダドソン相手にまたも接戦となったが今度はスプリット判定勝ち。そして前回はアルジャメイン・スターリング相手にタックルに合わせた左ハイでKO勝ち。

この試合の勝者が次の王座挑戦の最有力候補になりそう。ともに強力な打撃を武器にする者同士。打撃で差が出ない場合はテイクダウン勝負になりそうだが、仕掛けるのはリベラになるか。モラエスをテイクダウンできるかどうか。また、ともにUFCでは初の5Rになるが、WSOFで7試合5Rマッチを経験しているモラエスの方が精神的に優位。

モラエス判定勝ち。

セミでは地元ニューヨークのプロスペクト・グレゴール・ギレスピーが登場。NCAAのD-1で優勝しているのは、現在のUFCファイターではジョニヘンとギレスピーだけ。UFCデビュー当時は打撃に穴があるようにも見えたが、試合ごとに成長していっている。今回の相手ピチェルはローカル時代は全試合KOで勝ち上がり、UFC初戦はルスタン・ハビロフのジャーマンでKOされたが、その後4連勝している。しかしオッズは大差でギレスピーを支持している。

第1試合ではアマチュアMMA世界大会2連覇の後、鳴り物入りでプロ転向したホセ・トーレスが登場。プロ転向後、TitanFCでフライとバンタムの同時二冠王者となったが、UFCから声はかからなかった。若くて無敗、試合もアグレッシブなトーレスが本人も熱望しているにもかかわらずなぜかUFCと契約できないのは謎だったが、欠場選手の直前の代役という扱いではあるが、とうとうUFCデビュー。相手はこれもプロスペクトのジャレッド・ブルックスブルックスは前戦でスプリット判定負けしてプロ初黒星を喫した。

この二人の潰し合いはもったいない気もするが、楽しみな一戦。

いつもの日曜(現地時間土曜)開催ではなく、土曜(現地時間金曜)の開催。第1試合開始は朝7時半から。速報します。