格闘技徒然草

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UFC131:第8試合・フリオ・アルセ vs. ダニエル・ティーマー

フェザー級

地元ニューヨーク出身のアルセ。所属はニュージャージーのタイガー・シュルマンMMA。コンテンダーシリーズでKO勝ちしUFCと契約すると、UFCデビュー戦では同じコンテンダーシリーズからの昇格組であるダン・イゲに打撃で攻めて判定勝ち。ストライカーだが一本勝ちも多い。

キック38勝2敗、MMAでも6戦すべてが1RKO勝利でUFCと契約したティーマーだが、UFCデビュー戦では1Rはアグレッシブに打撃で攻めて優勢だったものの、2Rに入り攻め疲れ。逆にパンチでダウンを奪われKO寸前まで追い込まれた末に判定負け。ローカル時代の試合も戦績が微妙な相手ばかりで、まだUFCで戦えるレベルかはわからない。今までライトとフェザーの中間の150ポンドで戦っていたことが多かったが、今回は初めてフェザー級に。

弟と違い自らプレスして距離を詰めていくティーマー。相手がストライカーということもあるが。ローを入れていく。アルセなかなか間合いを詰められない。ミドル・前蹴りを放つアルセ。ティーマーはひたすらロー。アルセの左がティーマーの顔面にヒット。ティーマーケージに押し込んだ。ボディに膝。離れる。ここまでほぼ五分。アルセ間合いを詰めて左を入れる。もう1発。ワンツー。ティーマー下がり始めた。ホーン。

1R手数でアルセ。

2R。アルセ前に出てきた。左ハイ。飛び込んでパンチのコンボ。ティーマーは相変わらず右のインロー。どれくらい効果があるのか。アルセのワンツーがヒット。アルセ左ボディから右フック。ティーマーケージに押し込みシングルレッグに。しかし倒せず。離れた。パンチで出たアルセにティーマーバックブロー。空振り。ティーマーまた押し込むとボディに膝。残り1分。アルセニンジャチョーク。ティーマー振りほどいて離れた。パンチで出るアルセ。ホーン。

2Rアルセ。

3R。優勢なアルセが出ていく。ティーマーは大振りのフックを振り回すがヒットしない。アルセ蹴りをキャッチしてテイクダウン。パウンド。立とうとしたティーマーだがバックを取られた。体を伸ばされチョークを取られる。パームトゥパームで絞めてタップアウト!

アーリープレリム以来、久々のフィニッシュで盛り上がる会場。