格闘技徒然草

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UFN134:第8試合・ナスラット・ハクパラスト vs. マーク・ディアキーシー

ライト級。

メインカードに登場するドイツ人ファイター3人の中で唯一UFC参戦経験のあるハクパラスト。ただし戦績は0勝1敗。昨年10月のポーランド大会で地元のマーチン・ヘルドに2Rパンチでダウンを奪ったものの、全体的にはテイクダウンから攻められ判定負け。まだ22歳。

イギリスのディアキーシーは無敗でUFCと契約しUFCデビューからも3連勝していたが、4戦目はドラッカー・クロース相手にローで足を破壊され判定負けでMMA初黒星。前回はダン・フッカー相手に得意の打撃で攻めたものの、タックルに入ったところでギロチンに捕まり初の一本負けで連敗。

ジャブを打ち込むディアキーシー。フットワークを使い回るハクパラスト。間合いに入れないハクパラスト。プレスしてケージ際まで詰めていったが、ディアキーシーカウンターの肘。またケージに詰めたハクパラスト。ラッシュするが距離を取ったディアキーシー。ハクパラストまたパンチ連打で強引に出る。下がってかわしているディアキーシーだが印象が悪い。ハクパラストまた出てパンチを入れる。組み付こうとするディアキーシーを引き剥がす。またケージに詰められ殴られるディアキーシー。ホーン。

1Rハクパラスト。ディアキーシー下がりすぎ。

2R。また出ていくハクパラスト。パンチを撃ち込まれると下がるディアキーシー。ずっとプレスされ続けるディアキーシー。手も出しているが打たれるとガードを固めてしまう。しかし1Rに比べると手数を増やしてきた。ガードの上から殴る。ハクパラストの左をもらいちょっとぐらついたディアキーシー。すぐ出たハクパラストがラッシュするとディアキーシーは引き込み気味に倒れ込む。残りわずかだがハクパラストパウンドラッシュ。顔面にもらって止められてもおかしくないディアキーシーだが足で距離を作り凌いだ。ホーン。

2Rハクパラスト。ディアキーシー右目が腫れている。

3R。ハクパラストがパンチで出る。タックルに入ったディアキーシーだが払腰で投げられる。ケージに引っかかり立ったディアキーシーだが、またタックルに入ったところでパンチをもらい下に。ハクパラストのパウンド連打をもらう。亀から立って離れた。しかしハクパラストがどんどん出てくる。ディアキーシーもいいミドルをヒットさせたが単発。まだ攻撃は威力があるように見えるディアキーシーだが、守勢に回ると弱気になってしまう。タイムアップ。

判定30-27×2、30-26の3-0でハクパラスト勝利。

UFCデビューから3連勝した時は期待されたディアキーシーだが、0勝1敗の相手にまったくいいところなく完敗では、もうUFCに居場所はないだろう。