格闘技徒然草

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UFN134:第11試合・ヴィトー・ミランダ vs. アブー・アツァイター

ミドル級。

元キックボクサーでK-1ブラジル王者の39歳ミランダ。TUFブラジル後は3試合連続KO勝利していたが、ここ2試合はテイクダウンを許す展開で連続判定負け。

地元ドイツ人ファイターとしては一番最後に登場するアツァイターだがこれがUFCデビュー戦。戦績は13勝1敗1分け1NCの32歳。こちらも元キックボクサーでK-1ドイツ、K-1ベルギー、K-1ヨーロッパ王者とのこと。国籍はモロッコ

飛び込んでパンチを打ち込むアツァイター。ミランダはじわじわ出るが手が出ない。間合いに入る前にアツァイターが飛び込んでラッシュする。間合いを詰めて組もうとしたミランダを引き剥がすアツァイター。飛び込んでパンチを繰り返していたアツァイターだが、飛び込み際にミランダのタックルでテイクダウンを許す。しかしミランダ抑え込んでいるだけ。アツァイターが足で距離を作ると逆にタックルで倒し上に。立たれたがそこにパンチのラッシュ。ホーン。

1Rアツァイター。

2R。1R同様の展開。ミランダシングルレッグ。アツァイター、ミランダのトランクスを掴んでこらえたが、上を取られる。マウントから肩固め。サイドに出て仕留めようとしたミランダだが外され立たれる。しかしまたシングルレッグで倒した。アツァイター、寝技はザルの模様。またマウントを取られる。しかしその瞬間にブリッジで反転。密着したまま肘を入れるアツァイターだが、動きがなくブレイクがかかる。またアツァイターが飛び込んでパンチを入れる展開。ミランダタックル。切ったアツァイターがパウンド連打。ホーン。

2Rアツァイター。

3R。間合いを詰めてくるミランダにアツァイターがレッグダイブしてテイクダウン。しかしミランダガードから腕十字!腕を伸ばされたが、アツァイターは足を頭に絡めて凌いだ。諦めて外して上を取るミランダ。ノースサウスからガードに戻すアツァイターだがパスされる。サイドで押さえ込むミランダ。細かい肘を入れる。アツァイター抜け出せず押さえ込まれるのみだが、このままだとミランダは勝てない。ニーオンからマウントを狙ったところで返されてしまったミランダ。パウンド連打。ミランダ下から返せず。残り5秒で上を取り返してパウンドを放ったがヒットしないままタイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でアツァイターがUFCデビュー戦勝利。しかしミランダに工夫がなさすぎた。