格闘技徒然草

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UFN138:第10試合・アンドレ・スークムタズ vs. ジョナサン・マルチネス

バンタム級

ラオスアメリカ人のスークムタズはここまでUFC1勝3敗。メインカードに出てくる戦績ではない。前回は売出し中のショーン・オマリーと対戦し、1Rにダウンを喫したものの、3Rにはオマリーが足を痛めたこともあり判定まで持ち込んだ。

地元カナダのギャビン・タッカーと対戦する予定だったが、タッカーが今月に入り負傷欠場。代役でUFC初参戦となるマルチネスはMMA9勝1敗。今月19日のLFAで1年ぶりの復帰戦を行う予定だったが、UFC参戦が決まりキャンセルに。前回の試合はバンタム級だが、それまではフライ級や130ポンド契約での試合が多かった。

左ボディを入れたスークムタズだがマルチネスは左ミドルを打ち込む。ジャブで出てきたスークムタズにまたミドル。スークムタズの飛び込んでの右がヒットしマルチネスダウン!上になったスークムタズががぶるとアナコンダのセットアップ。解除してボディに膝を入れたが、その足を掴んで押し込んで立ったマルチネス。スークムタズが入れ替えてボディに膝を入れたものの、ローブローになりタイムストップ。再開。スークムタズ前に出てケージに詰まったところでラッシュ。ガードを固めたマルチネスにタックル。押し込み。離れた。前に出てパンチを打ち込むスークムタズ。マルチネスのテンカオも入る。間合いを詰めて右を入れたスークムタズ。左をもらったスークムタズだがバック肘。パンチを貰い崩れたマルチネスにスークムタズがパウンド。が、ホーン。

1Rスークムタズ。

2R。左ミドルを連打するマルチネスだが、距離を詰めて潰すスークムタズ。組んで押し込み。離れた。前に出るとマルチネスガードを固めて止まってしまう。スークムタズ、雑なパンチのラッシュで攻める。しかし首相撲からの膝がローブローに。口頭注意で再開。組んだマルチネスがボディロックからテイクダウン。倒してハーフ。パウンド・肘。強い左を打ち込む。スークムタズもらっている。バックを狙うマルチネスだが、スークムタズはケージを背にしてバックに回られるのを防ぐ。マルチネスは肩口に肘。若干垂直肘っぽい。離れてスタンドに。出てきたスークムタズに肘。しかしスークムタズのパンチをもらうとガードを固めて止まってしまう。ホーン。

2Rマルチネス

3R。スークムタズ出てきたが、組み付いてケージに押し込むマルチネス。が、入れ替えたスークムタズがボディから肘連打。マルチネス、ガードを固めて止まりがちになるが、ここでは打ち返していった。組んでケージにまた押し込む。今度はスークムタズがテイクダウン。しかしすぐにマルチネスリカバリ。立ってまた押し込み。マルチネスダブルアンダーフックに。スークムタズ入れ替えてシングルレッグ。テイクダウン。サイド。肘を入れる。アメリカーナ。反転したマルチネスからバックを狙うが、マルチネス反転して上に。三角を狙うがマルチネス解除してパス。スークムタズ立つとスタンドで肩固め。浅いがそのまま離さずタイムアップ。

30-26、29-28×2の3-0でスークムタズ勝利。

実力伯仲でいい試合だったが、やはりレベル的にはプレリムだった。