格闘技徒然草

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UFC232:第11試合・カーロス・コンディット vs. マイケル・キエサ

ウェルター級。

暫定王者コンディットだが、直近9試合では2勝7敗で現在4連敗中。前回は直前の代役出場だったアレックス・オリヴェイラ相手に互角な展開だったが、タックルにギロチンを合わせられ一本負け。まだ34歳だが、暫定王座獲得当時の輝きは全くなくなっている。

TUF15ウィナーのキエサはライト級でランカーにも入っていたが、前回1.5ポンドオーバーで初の計量失敗。しかしもともと無理な減量をしていたのか、ウェルター級転向を宣言した。長い手足を利用した絞め技が得意。

ライトから上げたキエサだが、体格は遜色ない。パンチで出たコンディットだがキエサが四つに組む。大内刈りでテイクダウン。コンディットガードから腕十字。しかし決まらずバックを取られる。ハーフバックから反転してまた下になるがヒール。キエサが回転して抜けようとするがそこで立ったコンディット。しかしキエサ四つからまたテイクダウン。ガードに戻すコンディット。また腕十字に入ったコンディット。クラッチしたキエサだがクラッチを切って肘を伸ばした。しかしスッポ抜けた。立つコンディット。すぐに組んだキエサがボディロックからテイクダウン。サイド。コンディット前転すると足関を狙う。パンチを入れるキエサだがコンディット起き上がり上になると横三角。ホーン。

1Rテイクダウンはキエサだが腕十字のニアフィニッシュがどれだけ評価されるか。

2R。キエサタックル。切れずにテイクダウンされたコンディット。下からキムラを狙ったが外され、逆にキエサがキムラ。片腕で極める。コンディットタップ。

ウェルター級でも変わらぬ極めの強さを見せたキエサ。コンディットは5連敗…。ちょっとテイクダウンを取られすぎた。