格闘技徒然草

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UFC235:セミファイナル・タイロン・ウッドリー vs. カマル・ウスマン

ウェルター級タイトルマッチ5分5R。

王者ウッドリーの5度目の防衛戦。ウェルター級で5度防衛に成功すれば、マット・ヒューズと並び2位タイの記録となる。1位は先日引退を発表したGSPの9回。

ウスマンはUFCデビューから9連勝でタイトル挑戦権を手に入れた。9勝中7勝が判定だが、ほとんどがレスリングで圧倒しての勝利。しかし、9戦の中に一流レスラーはおらず、同じレスラー相手にどう戦うかはまだ未知数。

ウスマンが距離を詰めていく。ウッドリーは下がってウスマンが間合いに入るとパンチを入れる。ウスマンシングルレッグ。ウッドリーギロチンに抱えるがテイクダウンされた。ギロチンは抱えているだけ。放して立とうとするが、腰をコントロールするウスマン。ケージを使って立ちに行くウッドリー。押し込んで立たせないウスマン。ウッドリー立った。押し込むウスマン。お互いボディに膝を入れる。離れた。またプレスするウスマン。ケージを背負うウッドリーにタックル。今度は脇を差して受け止めたウッドリー。離れた。またウスマン間合いを詰めてパンチを打ち込み組んだ。今度は四つ組みでボディを殴っていく。ウッドリーも打ち返しブレイク。残り45秒。ワンツーを入れたウッドリー。圧を掛けられまたケージを背負うウッドリー。ウスマンのパンチをもらうと逆にタックル。しかしウスマン受け止めてケージに押し込む。ホーン。

1Rウスマン。ウッドリー、スタンドで圧を掛けられているが、様子見なのか、出ることができないのか。

2R。セコンドから前に出ろと言われたウッドリーだが、ウスマンにプレスされると下がる。パンチを入れるとまた四つで組んだ。肩パンチ・膝と休まず攻めると離れ際に肘。ウスマンがまたすぐ組みに行くとボディロック。投げた!テイクダウンしマウント!密着して押さえ込みパウンドを入れるウスマン。体を起こして肘。ほぼ下になったことのないウッドリーだが下から抜けられない。肩固めへ。防いでいるウッドリー。マウントのまま2R終了。

2Rウスマン。10-8入れるジャッジがいてもおかしくない。ウッドリーはもう1Rも落とせないので戦い方を変えるしかないが。

3R。前に出ていくウスマン。ウッドリーはパンチを入れるものの、やはりプレッシャーをかけられ後退。組んだウスマン、ボディに強いパンチを打ち込む。膝・肩パンチ・足踏みと休まず攻め続ける。ウッドリーはクリンチするだけ。レフェリーブレイク。再開するがやはり下がってしまうウッドリー。間合いを詰めたウスマン。距離を潰して組み付き押し込んだ。また脇腹を殴るウスマン。ウッドリーは動かない。ブレイク。また出ていくウスマン。ウッドリー、セコンドからも下がるなと言われているが下がってしまう。出てきたウスマンに対しタックルに入るが、受け止められケージに押し込まれる。同じ展開が続き会場はブーイング。ホーン。

3Rウスマン。

4R。やはり下がるウッドリー。組んでくるウスマンにアッパーを入れるが距離がないため威力が殺されている。組まれて苦し紛れのギロチン。すぐに抜かれて下に。ケージで立とうとするウッドリーだがウスマン立たせない。押さえ込んでいるウスマンだがブレイク。また下がるウッドリー。首相撲に捕らえるウスマンだがウッドリークリンチアッパーレンダ。話すと逆にウスマンがパンチのラッシュ!肘!ウッドリーも打ち返しているが手数が違う。ホーン。

4Rウスマン。

5R。また下がるウッドリー。ウスマンシングルレッグ。ウッドリーまたギロチンに抱えるが、ウスマンは押し込んで膝を入れる。持ち上げてテイクダウン。ハーフにしたウッドリー。ギロチンを放さないウッドリーにウスマンはヴォンフルーチョークを仕掛けるが、決まらないと見て外す。肘で削るウスマン。ウッドリー動けず。時間が過ぎていく。片膝を立てるところまで行ったが、立てないままタイムアップ。

50-45、50-44×2の3-0でウスマンが新王者に。