格闘技徒然草

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UFC on ESPN+4:第1試合・アレックス・ホワイト vs. ダン・モレット

ライト級。

UFC3勝4敗のホワイト。ライト級では1勝3敗で2連敗中。前回は4連敗中のジム・ミラーと対戦し、テイクダウンを奪われパウンド連打からのチョークで完敗。戦績的に後がない。ボクシング・柔術がバックボーン。

昨年4月、直前の代役でUFCと契約したモレットは、柔術世界王者ギルバート・バーンズと対戦し、得意の寝技ではなく打撃で勝負したものの、右アッパーで失神KO負け。これが2戦目。

いきなりタックルに入ったモレット。ケージに押し込む。耐えるホワイト。膠着が続く。一瞬離れてパンチを入れたモレットだがすぐまたタックルに。こらえるホワイトがギロチン。外れた。残り2分切ってようやくテイクダウンに成功したモレット。ホワイトの足をまたいでパスを狙う。パウンドを一発。肘連打。しかし足で距離を取られて立たれた。ホワイトが逆にテイクダウンを狙うが時間がない。モレットブラウン肘。ホーン。

1Rモレット。

2R。また組んで押し込んでいくモレット。肘を入れて離れた。モレットロー。またタックルに入るとホワイトはまたスタンディングギロチン。モレットタックルでお仕込み外す。離れた。またタックルに行くが着られる。しかし組むとまた押し込み。倒せず離れる。パンチで出ていくモレット。打ち返すホワイト。残り30秒。ホワイトがパンチ連打を入れて攻勢。ホーン。

2Rはホワイトか。

3R。モレットまた押し込むが両脇を差しているホワイト。逆にテイクダウン。モレットすぐ立つと離れる。すぐに間合いを詰めたホワイトだがパンチからタックルへ。押し込み。ケージでこらえるホワイト。ブラウン肘。シングルレッグに切り返すが倒せないモレット。入れ替えたホワイトがダブルレッグへ。テイクダウン。バックを取らせて立つモレットだが、このままでは勝ちがない。残り90秒。押し込まれていたモレットが入れ替えるとボディに膝。モレットの押し込みをスイッチで返したホワイト。時間がもうない。最後に離れてお約束のパンチラッシュをするモレット。ホワイトも返す。タイムアップ。

三者29-28でホワイト勝利。

モレットはケージおしくらまんじゅうしかなかった。テイクダウンしてからの寝技が得意なのかもしれないが、そのテイクダウンが取れず、1Rテイクダウンした時にもそこまでの攻めもなかった。