格闘技徒然草

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UFC on ESPN+5:第5試合・マーク・ディアキーシー vs. ジョセフ・ダフィー

ライト級。

ローカル全勝でUFCでも3連勝していた地元イギリスのディアキーシーだがドラッカー・クロース相手にスプリット判定負けでMMA初黒星を喫すると、ダン・フッカーには打撃で優勢だったにもかかわらずタックルに入りギロチンに捕まって一本負け。前回はUFC0勝1敗のハクパラストに終始下がり続けて完敗。もはやかつての勢いは全くなくなってしまった。まだ26歳だが3連敗で崖っぷち。

アイルランドのダフィーは、ローカル時代最後にマクレガーを破ったということで注目されていた選手だが、未だにそれ以外の形容詞で語られることがない。とはいえUFC4勝2敗で、負けた相手はジェームス・ヴィックとダスティン・ポイエーという現トップランカーのみ。ボクシング・テコンドーの打撃に加え、柔術のバックボーンがあり下からも攻められる。

両者蹴りを入れていく。ローの蹴り合い。ダフィータックル。倒したがすぐケージに下がり立ったディアキーシー。離れる。ダフィーがパンチを打ち込む。肘。カーフキックを入れるディアキーシー。スリップダウンしたダフィーだがすぐ立つ。パンチで出たダフィーにディアキーシーは引き剥がすとまたカーフキック。ダフィーがレッグダイブで飛び込むが切られた。残り1分。右ボディを入れたディアキーシー。カウンターの肘が入ってダフィーダウン!しかしディアキーシーは寝技には付き合わない。ダフィー立った。間合いを詰めていくディアキーシー。ダフィーパンチで凌ぐ。ホーン。

1Rディアキーシー。今日は調子が良さそう。

2R。間合いを詰めていくディアキーシー。右ミドル。ダフィー出ていくが組んでボディロックからテイクダウン。ガードを取るダフィー。動きがなくブレイクがかかる。パンチからカーフキックを入れたディアキーシー。スイッチして蹴られる左足を後ろに下げたダフィー。前に出てテンカオ。そのまま組んでケージに押し込む。しかし離れたダフィー。パンチ・肘で出るがまたカーフキックを蹴られる。消耗しているダフィー。ディアキーシーが組むとバックに回りテイクダウン。片手をマットに付いているダフィーだが顔面に膝をもらう。ホーン。

2Rディアキーシー。ダフィーは動き落ちてきているので厳しい。

3R。ジャンピングハイキックを出したディアキーシー。ノッてきた。前蹴り。ダフィー下がる。右ハイ、ミドルを入れるディアキーシー。今度はダフィーの右足にカーフキック。しかしダフィー間合いを詰めてきた。パンチの間合いを嫌って距離を取るディアキーシー。またカーフキック。組んでボディロックするとバックに回る。正対したダフィー。脇を差された状態から強引にバックにつこうとしたが、失敗して下に。逆にディアキーシーがバックに回りパウンド。前転して足関を狙おうとしたダフィーだが、ディアキーシーは読んでいてパウンド。バックから投げてテイクダウンしたディアキーシー。マウント。タイムアップ。

判定三者フルマークでディアキーシー勝利。

連敗を止めて生き残ったディアキーシーは号泣。久々に内容も良かった。