格闘技徒然草

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PANCRASE307:第4試合・菊入正行 vs. 岸本泰昭

ライト級5分3R。NEVER QUIT菊入はランキング8位。

菊入はキックボクシングからMMA転向し、4戦全勝で前回は元UFCファイターの粕谷と対戦したものの、61秒でKO負けし初めて壁に当たった。

キャリア12年のベテラン・岸本がパンクラス初参戦。DEEPではタイトル戦まで行き、HEATでも王座決定トーナメントに出場。GLADIATORではタイトル獲得。昨年9月にGRACHANとの二冠王を目指したが山本琢也に判定負け。

岸本タックル。テイクダウン。両足を束ねて立たせないようにすると体をまたいでマウント。しかしケージを背負った菊入が立つ。四つからテイクダウンを狙う両者。離れた。また四つに組むと今度は菊入がケージに押し込む。入れ替え合い。菊入はパンチを入れるとアンクルピックに。テイクダウン。サイド。菊入起き上がるとタックルに入り立つ。逆に倒した。残り40秒。リバース・フルネルソンの体勢。外れて立たれた。離れたところでホーン。

1R三者岸本。

2R。すぐに四つに組んだ岸本。投げの打ち合いから大内テイクダウンした岸本。菊入のガード。ケージまで移動し立った菊入。離れる。また四つに組んだ岸本。菊入離れた。パンチを打つ岸本がまた組み付いた。四つで押し込む岸本。入れ替えて離れる菊入だが自ら組んでいく。離れ際に膝を入れた菊入だが浅いか。菊入の右がヒット。岸本後退。追いかける菊入だが岸本四つに組んでクリンチ。離れ際に肘を入れた菊入。パンチで出る菊入。ホーン。

2R二者岸本、一者菊入。いずれにしても菊入の判定勝ちはほぼなくなった。

3R。パンチの打ち合い。岸本もパンチを入れるがタックルに。足をかけてテイクダウン。押さえ込まれる前に立ったがケージに押し込む。入れ替えた菊入がダブルアンダーフック。スタンドでバックに回る菊入。正対する岸本。離れた。パンチで攻める菊入だが岸本四つに組む。離れた。パンチを打ち込む菊入り。右が入り岸本ダウン!菊入上になりパウンド。バックから殴るが岸本立った。しかしふらついている。菊入のパンチがヒット。岸本タックル。切られて引き込む。菊入パウンドを入れるが離れて立たせる。残り1分。菊入判定では勝ちがないので仕留めたい。ワンツーがヒットし効いた岸本。ラッシュ。岸本タックル。切られて引き込む。スクートでブレイク。残りわずかで岸本四つに組む。タイムアップ。

29-28菊入、29-28岸本、28-28ドロー。三者三様のドロー。

菊入よく追い上げたが、残り時間を考えたらフィニッシュを狙いに行ってほしかったところ。判定では良くてドローまでしかないのはわかっていたので。