格闘技徒然草

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UFC on ESPN+20:セミファイナル・マイケル・ジョンソン vs. スティービー・レイ

ライト級。

ジョンソンはライト級ではトップコンテンダーだったが、ヌルマゴとゲイジーに連敗したことでフェザー級に階級を落とした。しかし体が細くなりすぎ、初戦でいきなりダレン・エルキンスに一本負け。その後は前座クラスで2連勝したが、内容は良くなく、前戦ではジョシュ・エメットにKO負け。明らかに適正階級ではなかった。今回、再び階級をライト級に戻している。

スコットランドのレイはUFC6勝4敗のド中堅ファイター。UFC最初の6戦は5勝1敗だったが、その後は1勝3敗。ベテランのロス・ピアソンやジョー・ローゾンには勝ったが、最近の3敗のうち2敗は意識を飛ばされてのKO負け。

ずっとフェザーで戦っていたせいか、ライトにあげても細く見えるMJ。特に足が細い。カーフキックでその足を蹴るレイ。MJはパンチを打ち込んでいくが、それをかわして打ち返すレイ。両者距離を取っての打撃戦。ヒット&アウェイ。ワンツーを入れたレイにMJもパンチを返す。レイの左がかすめる。右は相打ち。ホーン。

1Rほぼ五分。ややMJか。動きを見る限りは調子は良さそうに見える。

2R。ジャブを入れるMJ。レイはカーフキック。ワンツーを入れたMJ。レイの左が顔面をかすめる。MJの左もヒット。レイのパンチ一発に常にワンツーを返していくMJ。手数で上回る。出てきたMJに3連打。ワンツー。レイのカーフキックもヒットしているがここまで効いた様子がない。ホーン。

2RMJ。

3R。ワンツーを入れたMJ。左がヒット。パンチをヒットさせても単発のレイ。タックルを混ぜるが切られる。レイカーフキック。ちょっと効いた様子を見せたMJだがパンチを連打し凌ぐ。レイタックル。切ったかに見えたが上になったレイ。亀のMJにパウンド連打。このままだと止められるため立とうとしたMJだが、そこに両足をフックされバックマウントに。四の字バック。バックからパウンドを入れるレイ。MJなんとか体の位置をずらしたが、うつ伏せになりレイがパウンドを入れる。MJ殴られるだけに。止められてもおかしくない。残り30秒。マウントになり殴る。ケージを蹴ってしのごうとしたがレイが肘を入れる。タイムアップ。

29-28、29-28、28-28の2-0でレイ勝利。

3Rはかなり一方的だったので10-8つけるのが妥当だと思うが。MJは動きは悪くないように見えたが、3Rにテイクダウンされたところで動きが止まってしまった。

メディアのジャッジは29-27レイ、29-28レイ、28-28ドローと割れている。

Stevie Ray def.  Michael Johnson :: UFC on ESPN+ 20 :: MMA Decisions