バンタム級王座決定戦5分5R。
アルチュレタはBellator6勝1敗だが、バンタム級での試合は1試合だけ。その試合でジェイムス・ギャラガーに勝ったリッキー・バンデハスに判定勝ちしている。また、元バンタム級王者エドゥアルド・ダンタスにも勝利（ただしフェザー級）。その実績で昨年のフェザー級トーナメントに出場し、1回戦でいきなり王者のパトリシオ・ピットブルの指名を受けてタイトルに挑戦したがいいところなく判定負け。
13戦無敗、昨年大晦日のRIZINでは元谷に完勝しているミックス。長身でリーチが長く、一本勝ちの多いグラップラー。オッズはミックス優勢。
組んでいったミックス。ダブルアンダーフックでケージに押し込むが、アルチュレタ差し替える。しかし尻クラッチに変えてテイクダウン。レッグマウント。ケージで立ったアルチュレタだが、ミックスすぐにテイクダウン狙い。こらえたアルチュレタがパンチを打ち込む。離れた。ジャブを打ち込むアルチュレタ。右を打ち込もうとしたアルチュレタだが、かわしてバックに回ったミックス。そのままグラウンドに。四の字バック。チョークを狙うがアルチュレタディフェンス。残り1分。バックからパンチ・肘を入れるミックス。またチョークを狙うがアルチュレタ防いでいる。残りわずかでマウントに。ゴング。
1Rミックス。
2R。ミックスまたタックルに。両足を束ねてテイクダウン。ネイマンと同じく後ろ向きのバックマウントの体勢に。両者攻めにくい体勢。一瞬足のロックを外して通常のバックマウントになったミックス。また四の字バック。仰向けから座った体勢になったアルチュレタ。反転に成功し上に。ボディに膝を打ち込む。ミックスギロチンで引き込み。そのまま後方に投げるとバックを狙う。しかしバックを取り返したアルチュレタがパウンド。ゴング。
2Rもミックスか。
3R。クリンチしたミックスにパンチを打ち込むアルチュレタ。左右のパンチがヒット。間合いを詰めると左ボディのダブルから右フック。手数を出していくアルチュレタだがミックスも入ってくるところにパンチ合わせる。ヒット＆アウェイでパンチを入れていくアルチュレタ。ミックスは後手に回っている。パンチで出てきたアルチュレタを首相撲に捕らえたミックスだが、ボディへの連打で引き剥がしたアルチュレタ。ミックス攻めあぐねている。アルチュレタの右がヒット。飛び込んで高くガードを固めたミックスのボディにパンチを打ち込んだアルチュレタ。ゴング。
3Rアルチュレタ。
4R。距離を取りつつパンチをヒットさせていくアルチュレタ。ミックスが組もうとしても連打を入れて離れる。手数・運動量が多いが動きは落ちていないアルチュレタ。ミックス出ていくが距離を取られて手が出せない。飛び込んできたミックスにアルチュレタがダブルレッグでテイクダウン。首を抱えてスイープを狙うと立ったアルチュレタ。ミックスの立ち際に蹴りを打ち込み、レフェリーから注意が入る。しかしリプレイで見るとヒットしているのは体で合法。ただ、ミックスの動きによっては頭に当たっていたかもしれないが。再開。アルチュレタが距離を取り、ミックスのパンチをかわしつつ、間合いを詰めると一気に連打を打ち込んでいく。ミックスは思うようにヒットしていない苛立ちからか挑発する。ホーン。
4Rアルチュレタ。
5R。ボディを打ち込んだアルチュレタだが、ミックス明らかに効いてきた。しつこくボディへの連打を打ち込んでいくアルチュレタ。常に3連打以上を打ち込んでいくアルチュレタ。ミックスの倍以上の手数だが動きは全く落ちない。四つに組んだミックス。アルチュレタケージに押し込む。ダブルアンダーフック。差し返せないミックス。足をかけてテイクダウンを狙ったアルチュレタだがミックスこらえた。残り1分。こまかいパンチを入れて抵抗するアルチュレタ。残り30秒で離れたアルチュレタ。飛び込んで連打を入れていく。アルチュレタの攻めは空振り。タイムアップ。
49-46、48-47×2の3-0でアルチュレタが新王者に。ミックスはMMA初黒星。
