女子バンタム級。
プロデビュー前にTUF28フェザー級トーナメントに出場したマレッキ。トーナメントは初戦で敗退したが、地元スウェーデン大会でUFC＆プロMMAデビュー戦。バンタム級に落としての試合は、1Rは組み付かれて劣勢だったが、2Rに相手のテイクダウンを潰してマウントになり、背中を向けたところでチョークを決め勝利。2試合目はUFC1勝3敗のヴェロニカ・マシードに長いリーチを活かした打撃を入れての判定勝ち。連勝とはいえ、まだ実力を測れるレベルの相手との対戦はない。1年半のブランク明けで、コロナ後の初試合となる。
ヌネスはUFCデビュー戦の27歳。MMA7勝1敗。4月に組まれていた試合は対戦相手の体重オーバーにより消滅している。バックボーンはムエタイ。7勝のうちKO勝ちが6つあるが、対戦相手のうち5人がMMA0勝または1勝なので当てにならない。
長身のマレッキ。頭一つ大きい。ミドル、前蹴りを入れるがヌネスが間合いを詰めてパンチを放つ。マレッキの距離でパンチを打ち込むが、ヌネスが前に出てケージまで追い詰めると距離を詰めてパンチのラッシュ！ブロックしてしのいだマレッキ。またケージまで詰められるが右ハイをヒットさせる。ヌネス下がらずまたケージを背負わせてパンチを打ち込んでいく。あまりクリーンヒットしていないが荒っぽいパンチを打ち込んでいく。マレッキは入ってくるところにジャブ、前蹴りを放つが手数で負けている。間合いを詰めてパンチ連打を打ち込むヌネス。ガードを固めてやりすごすマレッキ。残り1分。ケージまで追い込みまたラッシュ。ブロックしているマレッキだが頭を抱えていて印象が悪い。残り10秒で下がったところでヌネスの左フックがビッグヒットしマレッキダウン！KO！
派手なKO勝ちでインパクトを残したヌネス。
マレッキ、残り10秒で気を抜いたか、ビッグパンチをもろにもらってしまった。
