格闘技徒然草

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UFC on ESPN42:第8試合・ニコ・プライス vs. フィリップ・ロウ

ウェルター級だったが、ロウが体重オーバーし、キャッチウェイトに。

ベテランのプライスは昨年10月にUFCと契約更新し、初戦でアレックス・オリヴェイラに判定勝ち。しかし、負傷箇所の手術などにより1年以上のブランク。UFC14戦で7勝5敗2NC。ランキング手前で足踏みしている中堅ファイター。全局面でアグレッシブに攻める選手。前戦は接戦の3R終盤にスタンドバックを奪われたが、投げを潰して上を取るとパウンドラッシュで逆転判定勝ち。キャリア22戦で判定勝ちは2度目。フロリダ在住のジモティで、会場までは車で3時間ほど。

ロウもフロリダ在住だが、こちらは会場のあるオーランド市民。UFCデビュー戦でガブリエル・グリーンに敗れた後は2試合連続KO勝利しているが、4試合で2度目の計量オーバーとなる。

詰めるプライス。ケージ際まで下がったロウにパンチ・ロー。リーチに勝るロウが飛び膝からワンツー。プライス詰めてケージに押し込むが離れたロウ。ケージまで下がったところでプライスがパンチをヒットさせる。が、ロウの右がヒットしバランスを崩したプライス。ダメージはないのか、すぐ出ていくプライス。しかしジャブをもらった。ロウは自分の距離をつかんだのか、プライスのパンチがヒットせず、ロウのパンチが当たる間合いに。ホーン。

1Rロウ。

2R。プライス間合いを詰めて組みに行き、ケージに押し込む。引き剥がすロウだが離れ際に肘をもらう。また詰めるプライス。パンチが当たる間合い。ただちょっと消耗しているのか、パンチにスピードがない。が、ここでロウがまさかのタックル。テイクダウン。しかし割りと淡白に立ち上がりスタンドに。パンチで出るプライスにロウ首相撲から膝。プライスのタックルは受け止めて引き剥がした。ロウの右がヒット。プライスのタックルにロウがノーアームギロチン。下になって外したプライスだがバックを取られた。ロウ四の字バック。チョーク。顎の上から占めてフェイスロック。外れた。プライス背負って立つ。離れたロウ。消耗しているプライスだが出ていく。ホーン。

2Rロウ。

3R。疲れがああるプライスだがパンチで出る。ケージ際でパンチを打ち込むとロウ後退。スタンドでパンチを入れるとロウ引き込み気味に下に。ハーフから肘・パウンドのラッシュ。俄然元気になったプライス。ロウ脇を差して立った。動きが落ちている。プライス逆転を狙って手を出すが、こちらも攻め疲れしている。0.8倍速。が、ロウが出てパンチが当たった!ケージに詰めて連打!最後の力を振り絞り連打。効いているプライス。膝を着いたがすぐ立つ。しかしなおも連打を打ち込むロウ。プライスが打たれる様子を見てレフェリー止めた!

ロウこれで3連勝だが、うち2回で体重オーバー。