格闘技徒然草

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PANCRASE330:第8試合・上田将竜 vs. 伊藤盛一郎

フライ級。上田2位。

上田は昨年、小川のタイトルに挑戦したが、試合中に負けること恐怖から攻めることができなくなり、終始ディフェンシブな展開のままフルマーク判定負け。今年4月の再起戦ではスプリット判定勝ちしたが、9月の鶴屋戦ではテイクダウンから殴られ続ける一方的な展開で1RKO負けを喫した。今回も外敵を迎え撃つ試合となる。

ZST王者の伊藤はパンクラス初参戦。地元横浜のリバーサルジム横浜グランドスラム所属。RIZINではすべて横浜大会で2勝2敗。しかし主戦場としていたZSTは活動休止し、昨年10月以来、RIZINのオファー待ちで試合をしていなかったが、今年は横浜大会がなく試合が組まれず。このままでは忘れ去られると思いオファーを受けたとのこと。地元横浜でのスポット参戦ではなく、継続して参戦をしたいと語っている。最近の選手には珍しく、キャリア20戦でケージの試合は2試合しかしていない。

間合いを詰めた伊藤。組んだが上だが逆に両脇を刺して背中でクラッチしてケージに押し込む。膝を入れるだけの上田。ブレイクがかかる。ジャブを入れる上田。伊藤が出ると下がる上田だが、ケージに詰まったところで組み付いた。投げを放ったが、上田こらえる。今度は伊藤がケージに押し込む。肘。離れた上田。残り1分。前蹴りを入れた上田だが伊藤キャッチ。放してパンチを入れる伊藤。またジャブを当てる上田。残り20秒で組んだ伊藤。上田ケージでこらえる。ホーン。

1R二者上田、一者伊藤。

2R。上田がミドルを入れるがキャッチした伊藤が組み付いてテイクダウン。マウントへ。動いて逃れようとする上田だが腕十字の体勢に。ブリッジで逃れようとしたが今度はバックマウント。伊藤チョーク!引手をつかんで耐えていた上田だが、ワンハンドで絞める伊藤。上田タップ!

1Rはテイクダウンに苦労していた伊藤だが、グラウンドに持ち込むと圧倒。