格闘技徒然草

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PANCRASE331:第5試合・八田亮 vs. 若林耕平

ストロー級。八田1位、若林4位。

極め師の八田だが、前回の野田戦は1R両者見合い、2Rは打撃を入れた野田、3Rはタックルから寝技で攻めた八田のラウンドとなり、結局微妙な1Rの差で八田が判定勝ち。試合後には「ゴリラと対戦したい」とアピールした。

コブラ会の若林は昨年9月のパンクラスデビュー戦で、いきなりランキング4位の宮澤を下しランキング入り。宮澤戦は待ちのファイトスタイルで、テイクダウンからコントロールして判定勝ちした。

八田タックルから引き込み。ラバーガード。若林密着して防いだ体勢でボディを殴る。八田は背中にかかと蹴りをいれるくらいしかできない状態。首をケージに押し付けられていて身動きが取れない八田。またラバーガード。密着している若林。残りわずかで立ち上がった若林だがホーン。

1R三者若林。

2R。蹴りを出していく旗t。ケージまで下がった若林にタックル。受け止めた若林。背中でクラッチしてテイクダウン。八田すぐに脇を差して立ち上がる。今度はシングルレッグ。テイクダウンを狙いに行く。膝を着いた若林だが、寝かされずに立った。逆に若林が足をかけて倒す。すぐにまたケージに首を押し付ける若林。八田首を抱えているが、ただ抱えているだけ。また若林密着。1Rはこの体勢で落としているので、八田今度はすぐに体勢を変えようとする。脇を差して起き上がった八田。上に。ハーフ。マウント。ケージを蹴って返した若林。また八田のガードになり、すぐに頭をケージに押し付ける若林。残り30秒。上キープする若林。ホーン。

2R二者若林、一者八田。

3R。フィニッシュが必要な八田。組んでケージに押し込むが、若林入れ替えた。八田引き込んで行こうとするが、若林が上から押さえ込む。八田起き上がりタックルへ。片足でこらえる若林。しかし八田テイクダウン。残り2分。ニーオンの体勢。体を起こした若林にギロチンを狙おうとしたが、下になり外した若林。亀になった若林からバックマウント。反転しようとする若林からマウント。腕十字を狙うが入ることができないままタイムアップ。

29-28八田、29-28×2若林。スプリットで若林勝利。

若林、相変わらず地味。相手が八田なのでディフェンシブになるのも仕方がない面もあるが。

八田は1R下で封じ込まれる時間が無駄だった。2Rの仕掛けを1Rからやるべきだった。