格闘技徒然草

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Road To UFCシーズン2エピソード4:第5試合・キ・ウォンビン vs. バテボラティ・バハテボラ

ライト級トーナメント一回戦。

GLADIATOR王者ウォンビンは2年連続の出場。昨年は優勝候補の一角と目され、一回戦、本来2階級下で緊急出場の鹿志村をパウンドアウトし一回戦で勝利したが、準決勝ではまさかのインドネシアONE PRIDE勢ジェカ・サラギに1RKO負け。今年1月に大阪のGLADIATORで再起戦を飾ると再出場を果たした。32歳。

中国のバハテボラはFight King Gold Belt Contestという良くわからないイベントで80kg級に出場し経験を積んでいたが、昨年LFAと契約し、ウェルター級に落としての初戦は判定負け、8月の2戦目はスプリット判定勝ち。その試合は終始スタンドでの展開で、バハテボラはタックルを仕掛ける場面もあったが切られている。チャイナ・トップチーム所属で、リー・ジンリャンがセコンドにつく。バックボーンはレスリング。25歳で7勝1敗1分け。

勝者は原口と対戦する。

お互い警戒して間合いを詰めない。ジャブで距離を測る。じわじわ詰めるウォンビンにバハテボラがパンチで出た。また詰めるウォンビン。ケージまで下がったバハテボラ。バハテボラがパンチで出るところに左フックをかぶせたウォンビン。またプレスしていく。バハテボラ左をヒット。被弾したウォンビン。後退。バハテボラがパンチで出るが、ウォンビン下がりながらもパンチを当てて凌ぐ。しかしまたバハテボラがパンチで出る。左がヒット。また左を顔面に打ち込んだ。ワンツーを返すウォンビン。また左をもらったが、ウォンビンも右を返した。ワンツー。またバハテボラの左がヒット。左フック。三日月蹴りを入れるバハテボラ。残り30秒。パンチから組んだウォンビン。テイクダウン狙い。振って倒したウォンビン。キムラで後方に倒れ込もうとする。腕十字に移行したが入れず。ホーン。

1Rはパンチを効かせたバハテボラのラウンド。

2R。ウォンビンまた詰めていく。飛び込んだバハテボラに左を合わせる。バハテボラ飛び込んで左。かわした。バハテボラ一転して組んでいく。スタンドバックを狙うが、正対したウォンビン。肘を入れて離れる。インロー。パンチを入れていくウォンビン。バハテボラ手数が出なくなった。ウォンビンの前手がアイポークになりタイムストップ。再開。ウォンビンミドルからパンチでプレスしていく。ケージまで下がったバハテボラ。右が入ってバハテボラダウン!すかさずバックに回ってパウンド連打。が、やや後頭部気味に入っている。レフェリー注意するが、さらに後頭部に入りタイムストップ。

バハテボラダメージが大きいか。続行できず試合終了。

裁定はバハテボラの反則勝ちに。ウォンビン、勝利目前での失着。明らかに後頭部しか見えてないところにパウンドを入れてしまった。