格闘技徒然草

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PFL2023#4:第3試合・テイラー・ジョンソン vs. アンドリュー・サンチェス

ライトヘビー級。両者ともに欠場選手の代役で、リーグ戦2戦目からの出場。

ATTのジョンソンはコンテンダーシリーズではアンドレ・ムニスに1Rチョークで一本負け。その後Bellatorに参戦し2勝2敗。そこまではミドル級だったが、昨年2月にチャレンジャーシリーズに出場する際にライトヘビーに上げている。昨年は本戦出場はならなかったが、今年3月のチャレンジャーシリーズで1RKO勝ちし、代役出場のチャンスを掴んだ。32歳。

サンチェスは2016年のTUF23ライトヘビー級のウィナー。TUF後はミドル級に落としたが、勝ったり負けたりで、2021年に5勝5敗となったところでリリース。昨年はEagle FCに出場して、階級を元のライトヘビー級に上げ、UFCリリース後の初戦に勝利している。35歳。

飛び込んでジャブを入れるジョンソン。リーチに勝るサンチェスは距離を取り打撃を入れていく。ジョンソン飛び込みパンチから膝。また飛び込んで首相撲に。サンチェスがケージに押し込んだ。投げて片膝をつかせると、立ち際に膝を入れるサンチェス。ボディロックから投げて倒したサンチェス。サイドで押さえ込む。あえてハーフにして固めたサンチェス。ジョンソン背中を向けて立った。が、両膝をついているサンチェスの頭部に膝を入れてしまう。本人もすぐ反則と気づいて頭を抱える。タイムストップ。ジョンソン1点減点で再開。サンチェスワンツー。ゴング。

1Rサンチェス、ジョンソンに減点があるので10-8。

2R。ジョンソンが飛び込んだタイミングでタックルに入ったサンチェス。切りきれないジョンソンは背中を向けて前転すると足関狙い。バックで押さえ込み、足をぬいたサンチェス。ジョンソン立とうとするが、ボディロックでコントロールして立たせない。立ったジョンソン。サンチェス放してパンチを入れる。ジョンソンの右がヒット。パンチ・膝で出るジョンソン。サンチェスは距離をキープしてヒット&アウェイ。しかしジョンソンがパンチ連打・首相撲から膝を入れる。また飛び込んで左フック。またジャブがヒット。圧されているサンチェス。ジョンソンの右フックがヒットしバランスを崩したサンチェス。残りわずかでサンチェスが右ハイをヒット。ゴング。

2Rジョンソン。しかし判定勝ちでは決勝進出は微妙なため、フィニッシュを狙いたい。判定での勝ちがなくなったサンチェスにとってもフィニッシュ勝利はマスト。

3R。シングルレッグで倒したサンチェス。しかしすぐ立ったジョンソン。放して左ハイを入れるサンチェス。ジョンソンは左右のパンチを振り回して出る。組んだサンチェスだが、ジョンソンがボディロックしてケージに押し込む。差し返して逆にボディロックしたサンチェス。脇をくぐってスタンドバックに回る。正対したジョンソンだが、残り2分。放したサンチェス。ジョンソンパンチで出る。しかしサンチェスは下がってかわす。疲れが見えるサンチェス。逆転を狙って飛び込んでいくジョンソン。飛び込んでパンチを入れるジョンソン。残り30秒。サンチェス四つ組みで時間を使う。ジョンソン最後にハイキックを放ったが、自足を蹴られスリップ。タイムアップ。

判定29-27サンチェス、29-27ジョンソン、29-27サンチェス。スプリットでサンチェス勝利し3点獲得。現時点で4位だが、この後の試合結果で予選落ちになることは濃厚。

しかし割れた。2R・3Rは手数ではジョンソンだったが。